VMware Cloud Director 10.2.2 以降、サービス プロバイダはスケール グループを作成する権限をユーザーに付与できます。スケール グループ内の仮想マシンの数は、定義した条件に応じて自動的に変更されます。

選択した組織仮想データセンター (VDC) からスケール グループにアクセスすることもできます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [アプリケーション] を選択し、[スケール グループ] タブを選択します。
  2. [新規スケール グループ] をクリックします。
  3. スケール グループを作成する組織 VDC を選択します。
  4. 新しいスケール グループの名前と、必要に応じて説明を入力します。
  5. グループをスケールした後の仮想マシン数の最小値と最大値を選択して、[次へ] をクリックします。
  6. スケール グループ内の仮想マシン用の仮想マシン テンプレートとストレージ ポリシーを選択して、[次へ] をクリックします。
  7. スケール グループのネットワークを選択します。
    • VDC が NSX-T Data Center によってバッキングされている場合は、ロード バランサを選択します。
    • ロード バランサを自分で管理する場合、またはロード バランサが不要な場合は、[完全にセットアップされたネットワークがある] を選択します。
  8. [グループの作成とルールの追加] をクリックします。

結果

VMware Cloud Director によってスケール グループの最初の拡張が開始し、仮想マシンの最小数に達します。

次のタスク

  • 自動スケーリング ルールの追加
  • スケール グループの詳細ビューで [監視] を選択すると、このスケール グループに関連するすべてのタスクが表示されます。たとえば、スケール グループの作成時間、グループのすべての拡張タスクまたは縮小タスク、タスクを開始したルールなどが表示されます。
  • スケール グループを削除します。スケール グループを削除しても、VMware Cloud Director によってスケール グループ内の既存の仮想マシンが削除されることはありません。仮想マシンの数を減らす場合は、手動で削除する必要があります。