VMware Cloud Director 10.3.2 以降では、NSX-T Data Center Edge Gateway の入力方向トラフィックと出力方向トラフィックに対して QoS (Quality of Service) レート制限を構成できます。

入力方向と出力方向のレート制限を行うと、ネットワーク パケットのサイズが、コミットされたバンド幅やバースト サイズなどの事前定義された基準を満たしているかどうかを判別することで、Edge Gateway に対する受信トラフィックと送信トラフィックを制御することができます。 システム管理者は、 NSX-T Data Center でゲートウェイ QoS プロファイルの一部としてレート制限を指定することができます。環境のニーズに応じて、特定のゲートウェイ QoS プロファイルを Edge Gateway に適用できます。

前提条件

  • 自分のロールにゲートウェイ:プロパティの更新権限が含まれていることを確認します。
  • レート制限が設定された特定のゲートウェイ QoS プロファイルを使用する場合は、システム管理者NSX-T Manager でプロファイルを作成済みであることを確認します。詳細については、NSX-T Data Center 管理ガイドを参照してください。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [ネットワーク ] をクリックし、[Edge Gateway] タブをクリックします。
  2. NSX-T Data Center Edge Gateway をクリックします。
  3. [構成] で、[レート制限] をクリックします。
  4. [[編集]]をクリックします。
  5. [入力方向トラフィック] タブで、入力方向トラフィックのレート制限を選択します。
    リストから QoS プロファイルの選択を有効にするには、 [制限なし] オプションをオフにする必要があります。
    オプション 説明
    制限なし 無制限の入力方向トラフィックを許可するには、[制限なし] オプションをオンにします。
    QoS プロファイル リストからゲートウェイ QoS プロファイルを選択します。
  6. [出力方向トラフィック] タブをクリックして、出力方向トラフィックのレート制限を選択します。
    オプション 説明
    制限なし 無制限の出力方向トラフィックを許可するには、[制限なし] オプションをオンにします。
    QoS プロファイル リストからゲートウェイ QoS プロファイルを選択します。
  7. [保存] をクリックします。