組織管理者は、複数のサーバ プール間でトラフィックを分散する仮想サービスを構成することにより、NSX-T Data Center によってバッキングされているデータセンター内のワークロードを分散させることができます。
バージョン 10.2 以降の VMware Cloud Director は、VMware NSX Advanced Load Balancer (Avi Networks) の機能を利用してロード バランシング サービスを提供します。
VMware Cloud Director は、NSX-T Data Center Edge Gateway 上に構成できる L4 および L7 ロード バランシングをサポートしています。
レベル 4 ロード バランシング (L4) は、IP アドレスや TCP ポートなど、ネットワーク層とトランスポート層のプロトコルのデータに基づいてトラフィックを転送します。
レベル 7 ロード バランシング (L7) は、HTTP ヘッダー、Uniform Resource Identifier、SSL セッション ID、HTML フォーム データなどの属性に基づいてトラフィックを分散させます。