アクセスできるカタログ内に保存されている vApp テンプレートに基づいて、新規 vApp を作成できます。
仮想マシンをカスタマイズするための OVF プロパティを含む OVF ファイルに vApp テンプレートが基づいている場合、これらのプロパティは vApp に渡されます。プロパティがユーザー構成可能な場合は、値を指定できます。
前提条件
- 公開カタログ内の vApp テンプレートには、組織管理者または vApp 作成者のみがアクセスできます。
- vApp ユーザー以上の権限を持っている場合、共有されている組織カタログ内の vApp テンプレートにアクセスできます。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [ライブラリ] をクリックし、左側のパネルで [vApp テンプレート] を選択します。
テンプレートのリストがグリッド ビューに表示されます。
- 使用する vApp テンプレートの横にあるラジオ ボタンを選択し、[vApp の作成] をクリックします。
- vApp の名前と、必要に応じて説明を入力します。
- 自動的に停止する前にこの vApp が実行できる期間(時間または日単位)を指定します。
- 自動的にクリーンアップされるまでに停止した vApp が使用可能な期間(時間または日単位)を指定します。
- [次へ] をクリックします。
- vApp を作成する仮想データセンターを選択します。
- ストレージ ポリシーを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- コンピューティングのポリシーと設定を構成します。
バージョン 10.3.2 以降では、vGPU ポリシーを含む vApp テンプレートを構成できます。vGPU ポリシーおよび配置ポリシーはグローバルであり、複数のプロバイダ VDC に公開できます。vApp テンプレートには、サイジング ポリシーと配置ポリシーの両方、またはサイジング ポリシーと vGPU ポリシーの両方の情報が含まれます。
- 各仮想マシンを接続するネットワークを選択します。
- [ネットワーク] ドロップダウン メニューから、各仮想マシンのネットワークを選択します。
- [詳細ネットワークのワークフローに切り替える] チェック ボックスを選択し、vApp 内の各仮想マシンのプライマリ NIC、ネットワーク アダプタ タイプ、ネットワーク、IP アドレスの割り当て、IP アドレスの設定などのネットワーク設定を手動で入力できます。
ウィザードを完了した後、仮想マシンの追加プロパティを構成することができます。
- [次へ] をクリックします。
- vApp 内の仮想マシンのハードウェアをカスタマイズし、[次へ] をクリックします。
オプション |
説明 |
仮想 CPU の数 |
vApp 内の各仮想マシンの仮想 CPU の数を入力します。 仮想マシンに割り当てることができる仮想 CPU の最大数は、ホストの論理 CPU 数、および仮想マシンにインストールされたゲスト OS の種類によって決まります。 |
ソケットあたりのコア数 |
vApp 内の各仮想マシンのソケットあたりのコア数を入力します。 コアおよびソケットごとのコアに関する、仮想 CPU の割り当て方法を構成できます。シングルコア CPU、デュアルコア CPU、トライコア CPU などを使用するかどうかにより、仮想マシンの CPU コアの数を指定してから、各ソケットに対するコアの数を選択します。 |
コアの数 |
vApp 内の各仮想マシンのコア数を表示します。 仮想 CPU の数を更新すると、数が変わります。 |
メモリの合計 (MB) |
vApp 内の各仮想マシンのメモリを MB 単位で入力します。 この設定は、仮想マシンに割り当てられる ESXi ホスト メモリの容量を決定します。仮想ハードウェアのメモリ サイズでは、仮想マシンで実行されるアプリケーションで使用可能なメモリの容量を決定します。仮想マシンは、仮想ハードウェアのメモリ サイズとして構成されたメモリ リソース以上のメモリ リソースを利用できません。 |
ハード ディスクのプロパティ |
仮想マシンのハード ディスクのサイズを MB 単位で入力します。 |
- [設定内容の確認] 画面で設定内容を確認し、[完了] をクリックします。
結果
新しい vApp がカード ビューに表示されます。