アクセスできるカタログ内に保存されている vApp テンプレートに基づいて、新規 vApp を作成できます。

仮想マシンをカスタマイズするための OVF プロパティを含む OVF ファイルに vApp テンプレートが基づいている場合、これらのプロパティは vApp に渡されます。プロパティがユーザー構成可能な場合は、値を指定できます。

前提条件

  • 公開カタログ内の vApp テンプレートには、組織管理者または vApp 作成者のみがアクセスできます。
  • vApp ユーザー以上の権限を持っている場合、共有されている組織カタログ内の vApp テンプレートにアクセスできます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [ライブラリ] をクリックし、左側のパネルで [vApp テンプレート] を選択します。
    テンプレートのリストがグリッド ビューに表示されます。
  2. 使用する vApp テンプレートの横にあるラジオ ボタンを選択し、[vApp の作成] をクリックします。
  3. vApp の名前と、必要に応じて説明を入力します。
  4. 自動的に停止する前にこの vApp が実行できる期間(時間または日単位)を指定します。
  5. 自動的にクリーンアップされるまでに停止した vApp が使用可能な期間(時間または日単位)を指定します。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. vApp を作成する仮想データセンターを選択します。
  8. ストレージ ポリシーを選択します。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. コンピューティングのポリシーと設定を構成します。
    バージョン 10.3.2 以降では、vGPU ポリシーを含む vApp テンプレートを構成できます。vGPU ポリシーおよび配置ポリシーはグローバルであり、複数のプロバイダ VDC に公開できます。vApp テンプレートには、サイジング ポリシーと配置ポリシーの両方、またはサイジング ポリシーと vGPU ポリシーの両方の情報が含まれます。
  11. 各仮想マシンを接続するネットワークを選択します。
    • [ネットワーク] ドロップダウン メニューから、各仮想マシンのネットワークを選択します。
    • [詳細ネットワークのワークフローに切り替える] チェック ボックスを選択し、vApp 内の各仮想マシンのプライマリ NIC、ネットワーク アダプタ タイプ、ネットワーク、IP アドレスの割り当て、IP アドレスの設定などのネットワーク設定を手動で入力できます。
    ウィザードを完了した後、仮想マシンの追加プロパティを構成することができます。
  12. [次へ] をクリックします。
  13. vApp 内の仮想マシンのハードウェアをカスタマイズし、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    仮想 CPU の数 vApp 内の各仮想マシンの仮想 CPU の数を入力します。

    仮想マシンに割り当てることができる仮想 CPU の最大数は、ホストの論理 CPU 数、および仮想マシンにインストールされたゲスト OS の種類によって決まります。

    ソケットあたりのコア数 vApp 内の各仮想マシンのソケットあたりのコア数を入力します。

    コアおよびソケットごとのコアに関する、仮想 CPU の割り当て方法を構成できます。シングルコア CPU、デュアルコア CPU、トライコア CPU などを使用するかどうかにより、仮想マシンの CPU コアの数を指定してから、各ソケットに対するコアの数を選択します。

    コアの数 vApp 内の各仮想マシンのコア数を表示します。

    仮想 CPU の数を更新すると、数が変わります。

    メモリの合計 (MB) vApp 内の各仮想マシンのメモリを MB 単位で入力します。

    この設定は、仮想マシンに割り当てられる ESXi ホスト メモリの容量を決定します。仮想ハードウェアのメモリ サイズでは、仮想マシンで実行されるアプリケーションで使用可能なメモリの容量を決定します。仮想マシンは、仮想ハードウェアのメモリ サイズとして構成されたメモリ リソース以上のメモリ リソースを利用できません。

    ハード ディスクのプロパティ 仮想マシンのハード ディスクのサイズを MB 単位で入力します。
  14. [設定内容の確認] 画面で設定内容を確認し、[完了] をクリックします。

結果

新しい vApp がカード ビューに表示されます。