バージョン 10.4.2 以降では、テナント対応の OpenID Connect (OIDC) ID プロバイダ プロキシ サーバとして VMware Cloud Director を使用できます。
VMware Cloud Director が OIDC プロキシ サーバとして構成された後は、ユーザーが OIDC 証明書利用者(OIDC クライアント)にログインしようとすると、VMware Cloud Director にリダイレクトされ、組織の名前とシングル サインオン (SSO) またはローカル認証情報の入力を求められます。必要な認証情報を入力した後、ユーザーは OIDC 証明書利用者に転送されます。
VMware Cloud Director は、プロバイダまたはテナントで使用されている認証メカニズムに実際の認証を委任します。そのため、ユーザーの認証を実行する外部 ID プロバイダへのリダイレクトが追加で発生する可能性があります。
前提条件
自分のロールに OIDC サーバ:設定の管理権限が含まれていることを確認します。
VMware Cloud Director を介して OIDC 証明書利用者(OIDC クライアント)にログインするユーザーのロールに、OIDC サーバ:有効化権限が含まれていることを確認します。
手順
結果
ユーザーが OIDC 証明書利用者にログインしようとすると、VMware Cloud Director にリダイレクトされ、VMware Cloud Director 組織の選択と認証情報の入力を求められます。認証に成功した後は、元の OIDC 証明書利用者にリダイレクトされます。