VMware Cloud Director のオブジェクトを削除するときに、そのオブジェクトが vSphere にもあると、VMware Cloud Director は、vSphere にあるそのオブジェクトを削除しようとします。状況によっては、VMware Cloud DirectorvSphere にあるオブジェクトを削除できず、その場合にはオブジェクトが取り残されます。

取り残されたアイテムの一覧を表示してもう一度削除を試みるか、vSphere Client を使用して vSphere に取り残されたオブジェクトを削除できます。

取り残されたアイテムの削除

取り残されたアイテムを削除することで、VMware Cloud Director からすでに削除されているオブジェクトを vSphere から削除できます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーの [リソース][インフラストラクチャ リソース] をクリックします。
  2. [取り残されたアイテム] をクリックします。
  3. 取り残されたアイテムを選択し、[削除] をクリックします。
  4. (オプション) [強制削除] チェック ボックスをオンにします。
    これで取り残されたアイテム リストから取り残されたアイテムが削除されますが、この取り残されたアイテムは、引き続き vSphere 内に保持されます。
  5. [OK] をクリックします。