カスタマイズ可能な設定を持つスタンドアローン仮想マシンを作成できます。

Trusted Platform Module (TPM) デバイスを備えた仮想マシンの詳細については、 仮想マシンの操作を参照してください。

前提条件

VMware Cloud Director 10.4.2 以降で、TPM デバイスのある仮想マシンを作成する場合は、以下を確認します。
  • TPM をサポートする仮想データセンターが仮想マシンをバッキングしている。
  • 仮想マシンのファームウェアが EFI である。
  • 仮想マシンのハードウェア バージョンがバージョン 14 以降である。
  • ゲスト OS に TPM との互換性がある。

手順

  1. [仮想データセンター] ダッシュボード画面で、確認する仮想データセンターのカードをクリックし、左側のパネルから [仮想マシン] を選択します。
  2. カード アイコン をクリックしてカード ビュー内のリストを表示し、必要に応じて [検索先] ドロップダウン メニューから仮想マシンのリストを調整します。
  3. [新しい仮想マシン] をクリックします。
  4. 仮想マシンの名前、コンピュータ名に加え、オプションで説明を入力します。
    重要: コンピュータ名には、英数字とハイフンのみを含めることができます。コンピュータ名は数字のみで構成することはできません。また、スペースを含めること、および最後の文字をハイフンにすることもできません。
  5. [新規] を選択します。
  6. 仮想マシンを作成してすぐにパワーオンする場合は、[パワーオン] チェックボックスを選択します。
  7. [OS ファミリ][オペレーティング システム] を選択します。
  8. (オプション) [ブート イメージ] を選択します。
  9. 仮想マシンの起動ファームウェアを選択します。
  10. (オプション) 仮想マシンの起動時に起動ファームウェアのセットアップを開始する場合は、[起動セットアップの開始] トグルをオンにします。
  11. VMware Cloud Director 10.4.2 以降で、仮想マシンに Trusted Platform Module (TPM) デバイスを含める場合は、[Trusted Platform Module] トグルをオンにします。
  12. VMware Cloud Director のバージョンに応じて、汎用の仮想マシン、または vGPU が有効な仮想マシンを作成します。
    ターゲット VDC に vGPU ポリシーが追加されていない場合、汎用の仮想マシンのみが作成可能で、仮想マシンの目的を選択するオプションは表示されません。
    オプション アクション
    [汎用] 仮想マシンを作成する 汎用の仮想マシンを作成します。
    1. VDC ーに vGPU ポリシーが追加されている場合は、[汎用] を選択します。
    2. (オプション)仮想マシン配置ポリシーと仮想マシン サイジング ポリシーを選択します。
      注: 仮想マシン配置ポリシーおよび仮想マシン サイジング ポリシーのドロップダウン メニューは、サービス プロバイダがこれらのポリシーを組織 VDC に公開している場合にのみ表示されます。組織 VDC にあるサイジング ポリシーが 1 つのみの場合、そのポリシーは事前選択済みとして表示され、変更できません。
    3. (オプション)仮想 CPU の数、ソケットあたりのコア数、メモリ設定を手動で入力します。

      仮想マシンのサイズを定義する仮想マシン サイジング ポリシーを選択すると、このオプションは表示されません。

    4. ストレージ ポリシーやサイズなど、仮想マシンのストレージ設定を指定します。

      VMware Cloud Director IOPS ストレージ ポリシーを選択した場合は、仮想マシンの IOPS 予約も設定できます。

      リモート データストアをストレージ ポリシーとして指定する場合は、仮想マシンを構成するすべてのオブジェクトが同じリモート データストアに配置されている必要があります。

    5. ネットワーク、IP モード、IP アドレス、プライマリ NIC など、仮想マシンのネットワーク設定を指定します。
    [vGPU が有効] 仮想マシンを作成する vGPU リソースを使用する仮想マシンを作成します。
    1. 組織 VDC に vGPU ポリシーが追加されている場合は、[vGPU が有効] を選択します。
    2. vGPU ポリシーを選択します。
    3. vGPU ポリシーでサイジング ポリシーが定義されていない場合は、サイジング ポリシーを選択します。
    4. (オプション)ストレージ ポリシーやサイズなど、仮想マシンのストレージ設定を指定します。

      VMware Cloud Director IOPS ストレージ ポリシーを選択した場合は、仮想マシンの IOPS 予約も設定できます。

      リモート データストアをストレージ ポリシーとして指定する場合は、仮想マシンを構成するすべてのオブジェクトが同じリモート データストアに配置されている必要があります。

      ストレージ設定を指定しない場合は、[仮想マシンのデフォルト ポリシー] を削除します。

      注: vGPU ポリシーにサイジング設定が含まれている場合、別のサイジング ポリシーを選択することはできず、vGPU ポリシーで定義されていない設定のみが編集可能です。
    5. (オプション)ネットワーク、IP モード、IP アドレス、プライマリ NIC など、仮想マシンのネットワーク設定を指定します。
  13. [OK] をクリックして仮想マシンの設定を保存し、作成プロセスを開始します。
    カタログで仮想マシンのカードを確認できます。仮想マシンが作成されるまで、仮想マシンの状態はビジーと表示されます。