VMware Cloud Director 10.3 以降、システム管理者は分散ポート グループを vSphere Distributed Switch からインポートして、組織仮想データセンター ネットワークを作成できます。
前提条件
- システム管理者の権限があることを確認します。
- 分散ポート グループを VMware Cloud Director で使用できるようにするには、データセンター ホストに関連付けられている vSphere Distributed Switch で分散ポート グループを作成する必要があります。vSphere Distributed Switch を使用したネットワーク設定の詳細については、vSphere ネットワークのドキュメントを参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [ネットワーク] をクリックします。
- [ネットワーク] タブで [新規] をクリックします。
- [範囲] 画面で [組織仮想データセンター] を選択し、ネットワークを作成する VDC を選択して、[新規] をクリックします。
- [ネットワーク タイプ] ページで、[インポート済み] を選択します。
- インポート済みネットワーク タイプから、[分散仮想ポートグループ] を選択して、[次へ] をクリックします。
- 使用可能な分散ポート グループのリストからターゲット ポート グループを選択して、[次へ] をクリックします。
- ネットワークの名前と、必要に応じて組織 VDC ネットワークの説明を入力します。
- ネットワークの Classless Inter-Domain Routing (CIDR) 設定を入力します。
network_gateway_IP_address/subnet_prefix_length(例:192.167.1.1/24)の形式を使用します。
- (オプション) デュアル スタック ネットワークを有効にするには、[デュアル スタック モード] トグルをオンにします。
デュアルスタック モードでは、ネットワークに IPv4 サブネットと IPv6 サブネットを両方とも設定できます。
注: デュアルスタック ネットワーク モードを有効にすると、元に戻せません。
- (オプション) 新しい組織 VDC ネットワークを同じ組織内の他の組織 VDC で使用できるようにするには、[共有済み] オプションに切り替えます。
注: 組織 VDC は、同一のプロバイダ VDC によってバッキングされている必要があります。
- [次へ] をクリックします。
- (オプション) 固定 IP アドレスが必要な仮想マシンへの割り当て用に 1 つ以上の IP アドレスを予約するには、このネットワークの [固定 IP プール] を構成します。
- IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力して [追加] をクリックします。
複数の固定 IP アドレスまたはアドレス範囲を追加するには、この手順を繰り返します。
- (オプション) IP アドレスおよび IP アドレス範囲を変更または削除するには、[変更] または [削除] をクリックします。
- (オプション) DNS を構成します。
オプション |
アクション |
プライマリ DNS |
プライマリ DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
セカンダリ DNS |
セカンダリ DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
DNS サフィックス |
DNS サフィックスを入力します。 DNS サフィックスは、ホスト名を含めない DNS 名です。 |
- [次へ] をクリックします。
- 設定を確認し、[完了] をクリックします。