システム管理者からカタログへのアクセスを許可された場合、カタログを外部に公開し、そのカタログの vApp テンプレートとメディア ファイルを、VMware Cloud Director インストール環境外の組織のサブスクリプションで使用できます。
VMware Cloud Director 10.4.2 以降では、Trusted Platform Module (TPM) デバイスを備えた仮想マシンを作成、コピー、編集できます。vApp テンプレートを使用する場合は、考慮しなければならない点がいくつかあります。
- カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング] の [コピー] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開できず、同期に使用することもできません。
- カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング] の [置き換え] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開でき、同期に使用できます。そのような vApp テンプレートをインスタンス化する場合、TPM デバイスを備えた仮想マシンは、インスタンス化の際に新しい TPM デバイスを取得します。
注:
VMware Cloud Director 10.4.1 以前では、テンプレートと TPM デバイスの同期がサポートされていません。
前提条件
システム管理者によって組織に対するカタログの外部公開が有効になっていて、カタログへのアクセス権が与えられていることを確認します。