仮想マシンに対して、仮想ハードウェア バージョンをアップグレードすることができます。仮想ハードウェア バージョンが高いほど、より多くの機能がサポートされます。
vApp 内の仮想マシンのハードウェア バージョンをダウングレードすることはできません。
VMware Cloud Director は、バッキング vSphere リソースに応じてハードウェア バージョンをサポートします。サポートされるハードウェア バージョンは、バッキング プロバイダ VDC でサポートされている最新の仮想ハードウェア バージョンによって異なります。組織管理者またはシステム管理者は、基盤となるハードウェアでサポートされている最新バージョンよりも前のバージョンにハードウェア バージョンを設定できます。VMware Cloud Director テナント ポータルは、組織 VDC またはプロバイダ VDC がバッキングするハードウェアに基づいて、選択可能な仮想ハードウェア バージョンのリストを動的に設定します。
仮想マシンの互換性設定で使用できるハードウェア機能については、『vSphere 仮想マシン管理』を参照してください。
VMware 製品とその仮想ハードウェア バージョンの詳細については、https://kb.vmware.com/s/article/1003746を参照してください。
前提条件
- 仮想マシンまたは仮想マシンを含む vApp を停止します。
- 仮想マシンに最新バージョンの VMware Tools がインストールされていることを確認します。
手順
- [仮想データセンター] ダッシュボード画面で、確認する仮想データセンターのカードをクリックし、左側のパネルから [仮想マシン] を選択します。
- をクリックしてカード ビュー内のリストを表示し、必要に応じて [検索先] ドロップダウン メニューから仮想マシンのリストを調整します。
- アップグレードする仮想マシンの [アクション] メニューから、[仮想ハードウェア バージョンをアップグレード] を選択します。
- [OK] をクリックします。
結果
仮想マシンが最新バージョンにアップグレードされます。