この組織のみがアクセスできる、隔離された組織 VDC ネットワークを追加することができます。このネットワークは、この組織の外部にある仮想マシンへの接続は提供しません。この組織外の仮想マシンは、組織内の仮想マシンに接続できません。
組織 VDC ネットワークは、組織のニーズに応じて、隔離されたものと経路指定されたものを混在させることができます。たとえば、機密情報が含まれているネットワークを隔離し、それとは別に Edge Gateway に関連付けてインターネットに接続したネットワークを使用することができます。
ネットワーク プールによってバッキングされている隔離された VDC ネットワークを作成できます。サービス プロバイダは、NSX 論理スイッチによってバッキングされている隔離された VDC ネットワークを作成することもできます。
前提条件
この操作には、事前定義の組織管理者ロールに含まれている権限、またはそれに相当する権限が必要です。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [ネットワーク] をクリックします。
- [ネットワーク] タブで [新規] をクリックします。
- [範囲] 画面で [組織仮想データセンター] を選択し、ネットワークを作成する VDC を選択して、[新規] をクリックします。
- [ネットワーク タイプの選択] 画面で、[隔離] を選択し、[次へ] をクリックします。
- ネットワークの名前と、必要に応じて説明を入力します。
- (オプション) デュアル スタック ネットワークを有効にするには、[デュアル スタック モード] トグルをオンにします。
デュアルスタック モードでは、ネットワークに IPv4 サブネットと IPv6 サブネットを両方とも設定できます。
注: デュアルスタック ネットワーク モードを有効にすると、元に戻せません。
- ネットワークの Classless Inter-Domain Routing (CIDR) 設定を入力します。
- IP アドレス空間を使用している場合は、ドロップダウン メニューで IP アドレス空間とサブネットのプリフィックスを選択します。
- IP アドレス空間を使用していない場合は、192.167.1.1/24 のように network_gateway_IP_address/subnet_prefix_length の形式で CIDR を入力します。
- (オプション) 組織 VDC ネットワークを同じ組織内の他の組織 VDC で使用できるようにするには、[共有済み] オプションに切り替えます。
注: ネットワークを追加する VDC が
NSX によってバッキングされ、Geneve ネットワーク プールが使用されている場合、このネットワークを共有するには、データセンター グループに追加する必要があります。
- [次へ] をクリックします。
- (オプション) 固定 IP アドレスが必要な仮想マシンへの割り当て用に 1 つ以上の IP アドレスを予約するには、このネットワークの [固定 IP プール] を構成します。
- IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力して [追加] をクリックします。
複数の固定 IP アドレスまたはアドレス範囲を追加するには、この手順を繰り返します。
- (オプション) IP アドレスおよび IP アドレス範囲を変更または削除するには、[変更] または [削除] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- (オプション) DNS を構成します。
オプション |
アクション |
プライマリ DNS |
プライマリ DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
セカンダリ DNS |
セカンダリ DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
DNS サフィックス |
DNS サフィックスを入力します。 DNS サフィックスは、ホスト名を含めない DNS 名です。 |
- [次へ] をクリックします。
- (オプション) ネットワークが NSX によってバッキングされている場合は、ネットワークに適用するカスタム セグメント プロファイルのセットを定義しているテンプレートを選択し、[次へ] をクリックします。
- 設定を確認し、[完了] をクリックします。