NAT マッピング ルールを追加することによって、ポート転送が実行されるように特定の vApp ネットワークを構成できます。

ポート転送により、vApp ネットワーク上の仮想マシンで実行されているサービスに外部アクセスできます。

ポート転送を構成すると、VMware Cloud Director は、外部ポートを受信トラフィック専用の仮想マシンで実行されているサービスにマッピングします。

ポート転送ルールを vApp ネットワークに追加すると、NAT マッピング ルール リストの一番下に表示されます。施行するポート転送ルールの優先順位の設定方法については、以下を参照してください。

前提条件

  • vApp ネットワークが経路指定されていることを確認します。
  • vApp ネットワークのファイアウォールが有効になっていることを確認します。ファイアウォールを無効にすると、NAT マッピング ルールは vApp ネットワークに適用されなくなります。

手順

  1. [仮想データセンター] ダッシュボード画面で、確認する仮想データセンターのカードをクリックし、左側のパネルから [vApp] を選択します。
  2. カード アイコン をクリックして vApp をカード ビューで表示します。
  3. 選択した vApp のカードで、[詳細] をクリックします。
  4. [ネットワーク] タブで、ネットワークの詳細を表示するネットワークをクリックします。
  5. [サービス] をクリックして、[編集] をクリックします。
  6. NAT を有効にするには、NAT オプションをオンにします。
  7. [NAT タイプ] ドロップダウン メニューから、[ポート転送] を選択し、[追加] をクリックします。
  8. (オプション) IP マスカレードを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。
  9. ポート転送ルールを設定します。
    1. 外部ポートを選択します。
    2. 転送先のポートを選択します。
    3. 仮想マシン インターフェイスを選択します。
    4. 転送するトラフィックのタイプについて、プロトコルを選択します。
  10. [保存] をクリックします。

次のタスク

必要な場合は、[上へ移動] または [下へ移動] ボタンを使用して、ポート転送ルールを再配置します。