VMware Cloud Director の無人モードで configure スクリプトを実行する場合は、コマンド ラインで設定情報をオプションおよび引数として指定します。
オプション | 引数 | 説明 |
---|---|---|
--help(-h) | なし | 構成オプションと引数値のサマリを表示します。 |
--config-file (-c) | global.properties ファイルへのパス | 構成ユーティリティを実行する時に指定した情報が、このファイルに保存されます。このオプションを省略すると、デフォルトの場所は /opt/vmware/vcloud-director/etc/global.properties になります。 |
--database-ssl | true または false |
適切に署名された SSL 接続が VMware Cloud Director から要求されるように、PostgreSQL データベースを設定できます。 PostgreSQL データベースで自己署名証明書またはプライベート証明書を使用する場合は、「Linux 上の VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースに対する追加設定の実行」を参照してください。 |
--database-host(-dbhost) | VMware Cloud Director データベース ホストの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 | Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--database-name (-dbname) | データベース サービス名 | Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--database-password (-dbpassword) | データベース ユーザーのパスワード。null にすることができます。 | Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--database-port (-dbport) | データベース ホスト上で動作するデータベース サービスによって使用されるポート番号 | Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--database-type (-dbtype) | データベース タイプ。サポートされているタイプは postgres です。 |
これはオプションのパラメータです。データベース タイプはデフォルトで postgres になります。Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--database-user (-dbuser) | データベース ユーザーのユーザー名 | Linux での VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースの構成を参照してください。 |
--enable-ceip | true または false |
この製品は、VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラム(「CEIP」)に参加しています。CEIP を通じて収集されるデータについての詳細と、VMware がこの情報を使用する目的は、Trust & Assurance Center (http://www.vmware.com/trustvmware/ceip.html) で説明されています。セル管理ツールを使用して、この製品の VMware CEIP への参加または離脱をいつでも実行できます。VMware Cloud Director セル管理ツールのリファレンスを参照してください。 |
--uuid (-g) | なし | 新規の一意のセル識別子を生成します |
--primary-ip (-ip) | IPv4 アドレス。オプションでポート番号を付けることができます。 | システムは、このアドレスを VMware Cloud Director Web インターフェイス サービスに使用します。たとえば、10.17.118.159 とします。 |
--primary-port-http | 0~65535 の整数 | VMware Cloud Director Web インターフェイス サービスへの HTTP(セキュリティ保護なし)接続に使用するポート番号 |
--primary-port-https | 0~65535 の整数 | VMware Cloud Director Web インターフェイス サービスへの HTTPS(セキュリティ保護あり)接続に使用するポート番号 |
--cert | PEM 形式の HTTP SSL 証明書へのパス | フル パス名を指定する必要があります。例:/tmp/cert.pem。 |
--key | PEM 形式の HTTP SSL プライベート キーへのパス | フル パス名を指定する必要があります。例:/tmp/cert.key。 |
--syslog-host (-loghost) | syslog サーバ ホストの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 | 各 VMware Cloud Director セル内のサービスは、監査メッセージを VMware Cloud Director データベースにログとして記録し、メッセージは 90 日間保存されます。監査メッセージの保存期間を長くするには、監査メッセージを VMware Cloud Director データベースだけでなく syslog ユーティリティに送信するように VMware Cloud Director サービスを構成します。 |
--syslog-port (-logport) | 0~65535 の整数 | 指定したサーバを syslog プロセスが監視するポート。省略した場合のデフォルト値は 514 です。 |
--response-file (-r) | 応答ファイルへのパス | フル パス名を指定する必要があります。省略した場合のデフォルト値は、/opt/vmware/vcloud-director/etc/responses.properties です。構成時に指定したすべての情報はこのファイルに保存されます。
重要:
このファイルには、サーバ グループにサーバを追加するときに再度使用する必要がある機密情報が含まれています。このファイルは安全な場所に保管し、必要な場合にのみ使用できるようにしてください。 |
--unattended-installation (-unattended) | なし | 無人でのインストールを指定します。 |
--key-password | HTTP 証明書の SSL プライベート キーのパスワード | HTTP 証明書の SSL プライベート キーのパスワード |