データベース HA クラスタ内の VMware Cloud Director セルのステータスの表示、組み込みのデータベースのバックアップおよびリストア、アプライアンスの設定の再構成が可能です。
VMware Cloud Director アプライアンスをデプロイした後で、アプライアンスの eth0
および eth1
ネットワーク IP アドレスやホスト名を変更することはできません。VMware Cloud Director アプライアンスに別のアドレスまたはホスト名を設定するには、新しいアプライアンスをデプロイする必要があります。
アプライアンスのメンテナンスを実行してデータベース高可用性クラスタをシャットダウンする必要がある場合は、同期の問題を回避するために、プライマリ アプライアンスを先にシャットダウンしてからスタンバイ アプライアンスをシャットダウンする必要があります。
注: クラスタが自動フェイルオーバー用に構成されている場合は、追加セルをデプロイした後、アプライアンス API を使用して、そのフェイルオーバー モードを
Automatic
に設定する必要があります。「
VMware Cloud Director アプライアンス API」を参照してください。新しいセルのデフォルトのフェイルオーバー モードは
Manual
です。クラスタのノード間でフェイルオーバー モードが不整合な状態の場合は、クラスタのフェイルオーバー モードは
Indeterminate
です。
Indeterminate
モードでは、元のプライマリ セルをフォローするノード間でクラスタの状態が不整合になる可能性があります。クラスタのフェイルオーバー モードを表示するには、
VMware Cloud Director アプライアンス クラスタの健全性とフェイルオーバー モードの表示を参照してください。