VMware Cloud Director アプライアンスの PostgreSQL データベース ディスクに十分な容量がない場合は、組み込みの PostgreSQL データベースの容量を増やすことができます。

PostgreSQL データベースは、ハード ディスク 3 に配置されています。デフォルト サイズは 80 GB です。この手順は、アプライアンスが動作している間に実行できます。
重要: プライマリ アプライアンスの容量を増やす前に、既存のスタンバイ アプライアンスの容量を増やす必要があります。

各スタンバイ アプライアンスの PostgreSQL データベースのディスク サイズは、プライマリ アプライアンスの PostgreSQL データベース ディスクと同じにする必要があります。

前提条件

手順

  1. vSphere Client にログインして、ハード ディスク 3 の容量を希望のサイズまで引き上げます。
    各スタンバイ アプライアンスの PostgreSQL データベースのディスク サイズは、プライマリ アプライアンスの PostgreSQL データベース ディスクと同じサイズにする必要があります。
    1. 変更するアプライアンス仮想マシンを選択します。
    2. [アクション] > [設定の編集] の順に選択します。
    3. [ハード ディスク 3] のサイズを大きくして、[OK] をクリックします。
    再構成タスクの進行状況が、 [最近のタスク] ペインに表示されます。
  2. アプライアンス ノードの OS に変更を適用します。
    1. VMware Cloud Director アプライアンス コンソールに、root として直接ログインするか、SSH クライアントを使用して接続します。
    2. ハード ディスクのサイズ変更を OS に適用するには、次のスクリプトを実行します。
      /opt/vmware/appliance/bin/db_diskresize.sh
  3. 環境が 1 つのプライマリ アプライアンスのみで構成されているのでなければ、データベースを含む各ノードに対してこの手順を繰り返します。