特定の外部 IP アドレスからプライマリ アプライアンスに組み込まれた VMware Cloud Director データベースへのアクセスを有効にできます。

VMware Cloud Director アプライアンスへの移行中に、またはサードパーティのデータベース バックアップ ソリューションを使用している場合に、外部から組み込みの VMware Cloud Director データベースへのアクセスを有効にすることができます。

手順

  1. プライマリ セルに root として直接ログインするか、SSH クライアントを使用して接続します。
  2. データベース ディレクトリ /opt/vmware/appliance/etc/pg_hba.d/ に移動します。
  3. ターゲット外部 IP アドレスのエントリを含む、次のようなテキスト ファイルを作成します。
    #TYPE  DATABASE  USER    ADDRESS        METHOD
    host   vcloud    vcloud  CIDR_notation  md5
    以下にその例を挙げます。
    #TYPE  DATABASE  USER    ADDRESS           METHOD
    host   vcloud    vcloud  172.168.100.5/32  md5
    host   vcloud    vcloud  172.168.20.5/32   md5
    エントリは、動的に更新される pg_hba.conf ファイルに追加されます。HA クラスタ内のプライマリ データベースへのアクセスは、このファイルによって制御されます。