デフォルトでは、ルーターは同じプロトコルを実行している他のルーターとのみルートを共有します。マルチプロトコル VMware Cloud Director 環境を設定した場合は、クロスプロトコル ルート共有を使用するようにルート再配分を設定する必要があります。ルート再配分は NSX Data Center for vSphere Edge Gateway に対して設定できます。
手順
- Edge Gateway サービスを開きます。
- 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] タブをクリックします。
- 左側のパネルで [Edge Gateway] をクリックします。
- ターゲット Edge Gateway の名前の横にあるラジオ ボタンをクリックして、[サービス] をクリックします。
- に移動します。
- プロトコルの切り替えを使用して、ルートの再分散を有効にするプロトコルをオンにします。
- 画面上のテーブルに IP プリフィックスを追加します。
- [追加]()ボタンをクリックします。
- ネットワークの名前および IP アドレスを CIDR 形式で入力します。
- [保持] をクリックします。
- [追加]()ボタンをクリックして各 IP プリフィックスに再分散基準を指定します。ダイアログ ボックスで基準を指定し、[保持] をクリックします。
テーブル内のエントリは順番に処理されます。上下の矢印を使用して順番を調整します。
オプション |
説明 |
プリフィックス名 |
特定の IP プリフィックスを選択してこの基準を適用するか、または [任意] を選択してすべてのネットワーク ルートに基準を適用します。 |
学習者プロトコル |
この再分散基準で他のプロトコルからルートを学習するプロトコルを選択します。 |
次からの学習を許可 |
[学習者プロトコル] リストで選択したプロトコルでルートを学習できるネットワークのタイプを選択します。 |
アクション |
選択したネットワーク タイプからの再分散の許可または拒否のいずれかを選択します。 |
- [変更を保存] をクリックします。