VMware Cloud Director が特定のイベントによってトリガされた AMQP メッセージを 送信するようにするには、AMQP ブローカーを構成する必要があります。AMQP メッセージを使用して、基盤となるユーザー要求の処理を自動化できます。

前提条件

SSL を使用する場合、AMQP ホストへの接続をテストし、そのホストとの信頼関係を確立できます。 Service Provider Admin Portal を使用したリモート サーバへの VMware Cloud Director 接続のテストと信頼関係の確立を参照してください。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [管理] を選択します。
  2. [設定] で、[拡張性] を選択します。
    [AMQP ブローカー] タブが開きます。
  3. [AMQP ブローカー] セクションの [編集] ボタンをクリックします。
  4. AMQP ホストの DNS ホスト名または IP アドレスを入力します。
    RabbitMQ サーバ ホストの完全修飾ドメイン名(例: amqp.example.com)。
  5. AMQP ポートを入力します。
    ブローカーがメッセージをリスンするデフォルトのポートは 5672 です。
  6. Exchange を入力します。
  7. vHost を入力します。
    デフォルトは、 / です。
  8. プリフィックスを入力します。
  9. (オプション) SSL を使用するには、[SSL を使用] トグルを有効にして、証明書オプションを 1 つ選択します。

    デフォルトでは、VMware Cloud Director AMQP サービスは暗号化されていないメッセージを送信します。SSL を使用してこれらのメッセージを暗号化するように AMQP サービスを構成できます。VMware Cloud Director セルで Java ランタイム環境のデフォルトの JCEKS トラスト ストアを使用して、ブローカー証明書(通常は $VCLOUD_HOME/jre/lib/security/cacerts)を検証するようにサービスを構成することもできます。

    オプション 説明
    [SSL 証明書] SSL 証明書をアップロードします。
    [SSL キー ストア (JCEKS)] SSL キー ストアをアップロードして、キー ストアのパスワードを入力します。
  10. ユーザー名およびパスワードを入力して AMQP ホストに接続します。
  11. [保存] をクリックします。
  12. (オプション) 設定をテストするには、[AMQP ブローカー] セクションの下の [テスト] ボタンをクリックして、パスワードを入力します。
  13. (オプション) 監査イベントを AMQP ブローカーに公開するには、[非ブロック AMQP 通知] セクションの下の [編集] ボタンをクリックして、[通知の有効化] トグルを有効にします。