VMware Cloud Director では、プロバイダ仮想データセンターの名前と説明を変更できます。バッキング リソース プールでサポートされている仮想ハードウェアのバージョンの方が新しい場合は、プロバイダ仮想データセンターでサポートされる最新の仮想ハードウェアをアップグレードできます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
  2. 左側のパネルで [プロバイダ VDC] をクリックし、変更するプロバイダ仮想データセンターの名前をクリックします。
  3. [設定] > [全般] タブで、右上隅にある [編集] をクリックします。
  4. (オプション) プロバイダ仮想データセンターの名前および説明を変更します。
  5. (オプション) プロバイダ仮想データセンターのコンピューティングプロバイダ範囲を入力します。
    コンピューティング プロバイダ範囲は、コンピューティング フォルト ドメインを表すか、テナントに表示される、ワークロードのあるアベイラビリティ ゾーンを表します。デフォルトでは、プロバイダ仮想データセンターのコンピューティング プロバイダ範囲は、バッキング vCenter Server インスタンスから継承されます。単一の vCenter Server インスタンスによってバッキングされる複数のプロバイダ VDC のコンピューティング プロバイダ範囲を区別できます。たとえば、 vCenter Server にコンピューティング プロバイダ範囲 Germany を設定し、プロバイダ VDC に範囲 Munich を設定することができます。
  6. (オプション) ドロップダウン メニューから、このプロバイダ仮想データセンターでサポートされている最新のハードウェア バージョンを選択し、[保存] をクリックします。
    選択できる最新バージョンは、プロバイダ仮想データセンターをバッキングするリソース プール内の ESXi ホストによって決まります。
    注: プロバイダ仮想データセンターでサポートされるハードウェア バージョンのみをアップグレードできます。ハードウェア バージョンをダウングレードすることはできません。 VMware Cloud Director では、バッキングする vSphere インフラストラクチャがサポートする最新のハードウェア バージョンがサポートされます。 vCenter Server インスタンスでデフォルトのハードウェア バージョンを手動で構成せずにハードウェア バージョンを設定することができます。
  7. [保存] をクリックします。