VMware Cloud Director では、プロバイダ仮想データセンター (VDC) にストレージ容量を提供するデータストアおよびデータストア クラスタに関する詳細を表示できます。

すべてのプロバイダ VDC のストレージ コンテナのリストを表示するには、 [インフラストラクチャ リソース] タブの [ストレージ コンテナ] に移動します。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
  2. 左側のパネルで [プロバイダ VDC] を選択し、ターゲット プロバイダ仮想データセンターの名前をクリックします。
  3. [ストレージ コンテナ] タブを選択します。
    プロバイダ仮想データセンター上のすべてのデータストアおよびデータストア クラスタのリストが表示されます。リストには、各コンテナ タイプについて次の情報が含まれています。
    タイトル 説明
    [名前] データストアの名前
    [状態] 有効または無効
    [タイプ] データストアが使用するファイル システムのタイプ(仮想マシン ファイル システム (VMFS)、ネットワーク ファイル システム (NFS)、vSphere Virtual Volumes、または vSAN データストアなど)。
    [使用済み] ログ ファイル、スナップショットおよび仮想ディスクなど、仮想マシン ファイルに使用されているデータストア領域。仮想マシンをパワーオンすると、使用済みハードディスク領域にログ ファイルも含まれます。
    [プロビジョニング済み] 仮想マシンに保証されているデータストア領域。仮想マシンがシン プロビジョニングを使用している場合、プロビジョニング済み容量の一部は使用されていないため、他の仮想マシンが使用されていない容量を使用できる場合があります。シン プロビジョニングを使用する場合、この値が実際のデータストア容量を超える場合があります。
    [要求済み ] データストア上で VMware Cloud Director オブジェクトによってのみ使用されているプロビジョニング済みのストレージで、以下を含みます。
    • VMware Cloud Director でプロビジョニングされた仮想マシン
    • カタログ アイテム(テンプレートとメディア)
    • NSX Edge
    • 仮想マシンの使用済みおよび未使用のメモリ スワップ要件

    この値には、シャドウ仮想マシンまたはリンク クローン ツリー内の中間ディスクに要求されるストレージは含まれません。

    [しきい値黄色] データストアまたはデータストア クラスタで使用可能な容量として指定したしきい値に到達すると、VMware Cloud Director から E メールを受信します。デフォルトで、VMware Cloud Director では黄色のしきい値はスタンドアローンのデータストアまたはデータストア クラスタの合計容量の 25% に設定されます。
    [しきい値赤] データストアまたはデータストア クラスタで使用可能な容量として指定したしきい値に到達すると、VMware Cloud Director から E メールを受信します。デフォルトで、VMware Cloud Director では赤色のしきい値はスタンドアローンのデータストアまたはデータストア クラスタの合計容量の 15% に設定されます。データストアがその赤色のしきい値に到達すると、仮想マシン配置エンジンは、すでに配置済みのインポートされた仮想マシンを除き、そのデータストアに対する新しい仮想マシンの配置を停止します。
    [vCenter Server 名] データストアに関連付けられた vCenter Server インスタンス。
  4. (オプション) データストア クラスタ内のデータストアのリストを表示するには、データストア クラスタ コンテナ タイプを選択し、[データストア] タブを選択します。

次のタスク

ストレージ コンテナのしきい値を編集するには、 VMware Cloud Director におけるプロバイダ仮想データセンター ストレージ コンテナの低ディスク容量しきい値の構成を参照してください。