VMware Cloud Director では、仮想マシン配置ポリシーに 1 つ以上のプロバイダ VDC ポリシーへの参照を含めることができます。仮想マシン配置ポリシーを使用して、特定のホスト、ホスト グループ、または 1 つ以上のクラスタ上の仮想マシンの配置を定義できます。

プロバイダ VDC 内から配置ポリシーを作成すると、そのポリシーは選択したプロバイダ VDC のみを参照するようになります。 VMware Cloud Director でのプロバイダ VDC 内での仮想マシン配置ポリシーの作成を参照してください。仮想マシン配置ポリシーの範囲にプロバイダ仮想データセンターを追加するには、ポリシーを編集するか、グローバルな配置ポリシーを作成します。 [仮想マシン配置ポリシー] タブから配置ポリシーを作成できます。

前提条件

  • 環境内に 1 つ以上のプロバイダ VDC があることを確認します。
  • 環境内に 1 つ以上の仮想マシン グループがあることを確認します。

    仮想マシン グループは、正のアフィニティを使用してホスト グループにリンクできる仮想マシンの集合です。正のアフィニティ ルールを使用すると、仮想マシンのグループが特定のホストに配置されます。仮想マシン グループを作成するには、vCenter Server ユーザー インターフェイスまたは VMware Cloud Director API を使用します。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
  2. 左側のパネルで [仮想マシン配置ポリシー] を選択し、[新規] をクリックします。
  3. （オプション） ウィザードの [仮想マシン配置ポリシーについて] ページで、仮想マシン配置ポリシーの情報の表示を停止するチェックボックスをオンにします。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. 仮想マシン配置ポリシーの名前と、必要に応じて説明を入力します。
  6. 仮想マシンをリンクする仮想マシン グループおよび論理仮想マシン グループを選択し、[次へ] をクリックします。

    1 つのクラスタに 1 つの仮想マシン グループを選択できます。

    複数の論理グループを選択した場合、テナントがこのポリシーを仮想マシンに適用すると、その仮想マシンは、選択した論理仮想マシン グループに含まれるすべての仮想マシン グループのメンバーになります。仮想マシンは、これらのグループ内の仮想マシンに適用されるすべてのアフィニティの組み合わせに合わせるよう調整されます。仮想マシン グループと論理グループを同時に選択できます。

    1 つのクラスタに 1 つの仮想マシン グループを選択することで、インライン論理仮想マシン グループを作成できます。この論理仮想マシン グループは、名前を持たず、選択した仮想マシン配置ポリシーのみで使用できます。

  7. 配置ポリシーと一緒にサイジング ポリシーを定義し、既存のポリシーを再利用しない場合は、このポリシーを持つ仮想マシンに適用される、事前定義済みの CPU およびメモリ使用量の制約を設定します。
    CPU およびメモリ属性の詳細については、 VMware Cloud Director での仮想マシン サイジング ポリシーの属性を参照してください。
    1. [はい] を選択し、[次へ] をクリックします。
    2. [CPU] 画面で、ポリシーに適用する CPU 割り当て設定を選択し、[次へ] をクリックします。
    3. ポリシーに適用するメモリ割り当て設定を選択し、[次へ] をクリックします。
    4. extraConfig パラメータとして追加の仮想マシン設定を構成します。
      Extra Configurations VDC コンピューティング ポリシーの属性は、仮想マシンに追加の構成値として適用される、キーと値のペア間のマッピングです。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. 仮想マシン配置ポリシーの設定を確認し、[完了] をクリックします。

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