VMware Cloud Director 10.2.2 以降で、プロバイダ VDC ストレージ ポリシーが特定のタイプの VMware Cloud Director エンティティをサポートしないようにする場合は、ポリシーに関連付けられているエンティティのリストを編集して制限することができます。
プロバイダ VDC ストレージ ポリシーを作成すると、デフォルトでは、使用可能なすべてのエンティティ タイプがサポートされます。デフォルトのエンティティ タイプは次のとおりです。
- 仮想マシン
- 名前付きディスク
- カタログ メディア
- vApp および仮想マシン テンプレート
- Tanzu Kubernetes クラスタ
- Edge ゲートウェイ
ストレージ ポリシーがサポートするエンティティ タイプを、このリスト内の 1 つ以上のタイプに制限できます。エンティティを作成する場合は、そのタイプをサポートするストレージ ポリシーのみを使用できます。たとえば、カタログを作成する場合は、カタログ メディアと App テンプレート、または両方をサポートするストレージ ポリシーのみが表示されます。エンティティがストレージ ポリシーを使用している場合に、サポート対象のエンティティ タイプのリストからこのエンティティ タイプを削除しても、エンティティはこのストレージ ポリシーを引き続き使用します。ただし、新しいストレージ ポリシーを選択しないかぎり、このポリシーに変更を加えることはできません。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
- 左側のパネルで [プロバイダ VDC] を選択し、ターゲット プロバイダ仮想データセンターの名前をクリックします。
- [ポリシー] で [ストレージ] を選択します。
- ターゲット ストレージ ポリシーの横にあるラジオ ボタンをクリックして、[サポートされているタイプの編集] をクリックします。
- [エンティティ タイプのサポート] ドロップダウン メニューで [特定のエンティティの選択] を選択します。
- ストレージ ポリシーでサポートするエンティティを選択して、[保存] をクリックします。
次のタスク
- VMware Cloud Director 組織仮想データセンターへの仮想マシン ストレージ ポリシーの追加
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「サポートされているストレージ エンティティ タイプ:管理」権限を持つユーザーは、VMware Cloud Director OpenAPI を使用することで、すべてのストレージ ポリシーで使用可能なタイプのリストで、エンティティ タイプの追加/削除ができます。たとえば、リストにランタイム定義エンティティ (RDE) を追加または削除できます。テナントに追加の VMware Cloud Director 機能を提供する拡張機能の作成方法については、VMware Cloud Director での定義済みエンティティの管理を参照してください。
VMware Cloud Director により、すべてのエンティティをサポートするストレージ ポリシーに変更が自動的に適用されます。1 つ以上のストレージ ポリシーで特別に選択されているエンティティは削除できません。