VMware Cloud Director 10.3.1 以降では、組織 VDC ネットワークに関連付けられている NSX Edge Gateway に DHCP リレーを追加できます。

DHCP リレー モードでゲスト OS が IP アドレスおよび関連するメタデータのための DHCP 要求を送信すると、NSX Edge Gateway は要求を受信し、物理 DHCP インフラストラクチャ内の指定の DHCP サーバにユニキャスト フローとしてリレーします。応答はリレーによって受信されると、要求側のゲスト OS に転送されます。

前提条件

  • 組織管理者システム管理者であること、または同等な権限セットを含むロールが割り当てられているユーザーであることを確認します。

  • DHCP を有効にするネットワークが経路指定され、NSX Edge Gateway が関連付けられていることを確認します。
  • Edge Gateway で DHCP 転送が有効になっていることを確認します。VMware Cloud Director Tenant Portalにおける NSX Edge Gateway での DHCP 転送の有効化を参照してください。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [ネットワーク] をクリックします。
  2. DHCP リレー モードを有効にするネットワークの名前をクリックします。
  3. [IP アドレス管理] セクションで、[DHCP] をクリックします。
  4. [有効化] をクリックします。
  5. [リレー] DHCP モード を選択して、[次へ] をクリックします。
  6. 設定を確認し、[完了] をクリックします。