VMware Cloud Director グループの割り当て容量を直接設定することで、そのグループ内の各ユーザーの全体的なリソース使用量の制限を管理できます。仮想マシン、Tanzu Kubernetes クラスタ、CPU、メモリ、またはストレージに対するグループの割り当て容量を追加、編集、削除できます。グループの割り当て容量は、グループの各メンバーに適用されます。

ユーザーは、属しているグループから割り当て容量を継承します。ユーザーが自分のグループからリソースの割り当て容量を継承した場合で、このリソースに対してユーザーレベルの割り当て容量が明示的に定義されている場合は、グループレベルの割り当て容量よりもユーザーレベルの割り当て容量の方が優先されます。

グループのインポートの詳細については、VMware Cloud Director Tenant Portal を使用したグループのインポートを参照してください。

前提条件

リソース割り当て容量の追加、編集、削除に必要な権限があることを確認します。デフォルトでは、 組織管理者はグループの割り当て容量を変更できます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [管理] をクリックします。
  2. 左側のパネルの [アクセス コントロール] で、[グループ] をクリックします。
  3. グループの名前を選択し、[割り当て容量] タブを選択します。
    グループには、デフォルトで割り当て容量が設定されていません。グループに属するすべてのユーザーは、グループの割り当て容量を継承します。ユーザーが属しているグループにリソースに対する割り当て容量が設定されている場合、この割り当て容量はユーザーの割り当て容量のリストで編集不可と表示されます。
  4. [[編集]]をクリックします。
  5. 選択したグループの割り当て容量を変更します。
    Tanzu Kubernetes クラスタの数、グループが管理しているすべての仮想マシンまたは実行中の仮想マシンの数、使用された CPU、メモリ、ストレージに関する割り当て容量を追加、編集、または削除できます。選択したタイプのリソースを無制限にユーザー グループに割り当てる場合は、 [制限なし] を選択します。
  6. [保存] をクリックします。