VMware Marketplace および Helm Chart リポジトリは、コンテナ アプリケーション イメージのデプロイ用のローカルの VMware Cloud Director ストレージによってバッキングされていない外部ソース カタログとして使用できます。
コンテナ アプリケーションは Helm Chart アプリケーションで、コンテナ内にデプロイすることができます。また、アプリケーションとそのすべての依存関係（ライブラリ、フレームワーク、構成ファイルなど）が単一の隔離された環境にカプセル化されます。
注：
コンテンツ ハブは、Kubernetes クラスタ レベルでのリソースの作成を必要とする Helm チャート コンテナ アプリケーションの展開をサポートしていません。
VMware Cloud Director Tenant Portal を使用したコンテナ アプリケーションのデプロイ
VMware Cloud Director Tenant Portal を使用して、共有の VMware Marketplace および Helm Chart リポジトリ リソースからインポートされた Helm Chart コンテナ アプリケーションをデプロイできます。
前提条件
- コンテナ アプリケーションをデプロイする Kubernetes クラスタの完全な管理制御を確保していることと、コンテナ アプリケーションの管理、完全コントロール：VMWARE:CAPVCDCLUSTER および表示：VMWARE: KUBECLUSTEREXTENSION 権限があることを確認します。
- Kubernetes Operator がインストールされていることを確認します。詳細については、『VMware Cloud Director Tenant Portalでの Kubernetes Operator のインストール』を参照してください。
- デプロイするコンテナ アプリケーションがカタログに追加されていることを確認します。詳細については、『外部リソースから VMware Cloud Director カタログへのアプリケーション イメージの追加』を参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [アプリケーション] をクリックし、[コンテナ アプリケーション] タブを選択します。
- [コンテナ アプリケーション] 画面で、[新規に起動] をクリックします。
- [名前で検索] テキスト ボックスにコンテナ アプリケーションの名前を入力し、ドロップダウン メニューからアプリケーションを選択します。
- アプリケーションをデプロイするアプリケーション名、バージョン、および Kubernetes クラスタを入力します。
- （オプション） コンテナ アプリケーションに割り当てるアプリケーション リソースをカスタマイズするには、[詳細設定の表示] をクリックし、[マニフェスト エディタ] で新しいアプリケーション リソースの値を指定します。
- [アプリケーションの起動] をクリックします。
結果
デプロイ操作が完了すると、アプリケーションのカードにステータスが「デプロイ済み」と表示されます。VMware Cloud Director は、コンテナ アプリケーションを vcd-contenthub-workloads 名前空間内の Helm リリースとして Kubernetes クラスタにデプロイします。
次のタスク
VMware Cloud Director Tenant Portal でのコンテナ アプリケーション プロパティの編集
VMware Cloud Director Tenant Portal では、コンテナ アプリケーションのマニフェストを編集して、既存のコンテナ アプリケーションのカスタム プロパティを編集できます。
前提条件
- コンテナ アプリケーションをデプロイする Kubernetes クラスタの完全な管理制御を確保していることと、コンテナ アプリケーションの管理、完全コントロール：VMWARE:CAPVCDCLUSTER および表示：VMWARE: KUBECLUSTEREXTENSION 権限があることを確認します。
- Kubernetes Operator がインストールされていることを確認します。詳細については、『VMware Cloud Director Tenant Portalでの Kubernetes Operator のインストール』を参照してください。
- コンテナ アプリケーションがカタログに追加されていることを確認します。詳細については、『外部リソースから VMware Cloud Director カタログへのアプリケーション イメージの追加』を参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [アプリケーション] をクリックし、[コンテナ アプリケーション] タブを選択します。
- アプリケーション カードで、[アクション] ドロップダウン メニューをクリックし、[編集] を選択します。
- [アプリケーションの編集] ダイアログ ボックスで、[マニフェスト エディタ] タブをクリックし、コンテナ アプリケーションに割り当てられているアプリケーション リソースを更新します。
- [更新] をクリックします。
VMware Cloud Director Tenant Portal からのコンテナ アプリケーションの削除
VMware Cloud Director Tenant Portal を使用して、共有の VMware Marketplace および Helm Chart リポジトリ リソースからインポートされたコンテナ アプリケーションを削除できます。
前提条件
- コンテナ アプリケーションをデプロイする Kubernetes クラスタの完全な管理制御を確保していることと、コンテナ アプリケーションの管理、完全コントロール：VMWARE:CAPVCDCLUSTER および表示：VMWARE: KUBECLUSTEREXTENSION 権限があることを確認します。
- Kubernetes Operator がインストールされていることを確認します。詳細については、『VMware Cloud Director Tenant Portalでの Kubernetes Operator のインストール』を参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [アプリケーション] をクリックし、[コンテナ アプリケーション] タブを選択します。
- アプリケーション カードで、[アクション] ドロップダウン メニューをクリックし、[削除] を選択します。
- [削除] をクリックします。
結果
コンテナ アプリケーションのリストからコンテナ アプリケーションが削除されます。
