VMware Cloud Director 10.5 以降では、アプリケーション イメージのコンテンツ管理の一元化に コンテンツ ハブ を使用できます。

アプリケーション イメージ

アプリケーション イメージは、アプリケーション固有のすべての詳細(アプリケーション名、アプリケーション バージョン、アプリケーションのロゴ、スクリーンショット、アプリケーションを使用するために必要な追加情報など)を含むカタログ アイテムです。バージョン 10.5 にアップグレードすると、vApp テンプレートやメディア ファイルなど、既存のすべてのカタログ アイテムがアプリケーション イメージとして表示されます。

アプリケーション イメージの外部リソース

コンテンツ ハブを使用すると、VMware Cloud DirectorVMware Marketplace や外部 Helm Chart リポジトリなどの複数の外部コンテンツ ソースと統合できます。

テナントは、外部 Helm Chart リポジトリ用にのみカタログ コンテンツ リソースを作成できます。既存のカタログ コンテンツ リソースから、自身が所有する Kubernetes クラスタまたは他のテナントと共有するクラスタに Helm Chart コンテナ アプリケーションをデプロイできます。

外部ソース Helm Chart アプリケーション イメージ 仮想マシン アプリケーション イメージ
VMware Marketplace
Helm Chart リポジトリ

Kubernetes Operator

コンテナ化されたアプリケーションのプロビジョニングに VMware Marketplace および外部 Helm Chart リポジトリを活用するには、VMware Cloud Director で Kubernetes Operator を使用します。Kubernetes Operator は、Kubernetes API の機能を拡張し、Kubernetes ユーザーに代わって複雑なアプリケーションのインスタンスを作成、構成、管理するアプリケーション固有のコントローラです。Kubernetes Operator は Kubernetes クラスタで実行され、クラスタ自体への受信ネットワーク アクセスは必要ありません。Kubernetes Operator は、隔離されたネットワーク トポロジにデプロイできます。