VMware Cloud Director セルでは、共有情報の保存にデータベースを使用します。Linux で VMware Cloud Director をインストールする前に、PostgreSQL データベース インスタンスをインストールおよび設定して、VMware Cloud Director データベース ユーザー アカウントを作成する必要があります。
PostgreSQL データベースを VMware Cloud Director と一緒に使用する場合、特定の構成要件があります。
VMware Cloud Director を使用するには、個別の専用データベース スキーマを作成する必要があります。VMware Cloud Director では、他の VMware 製品とデータベース スキーマを共有することはできません。
VMware Cloud Director は、PostgreSQL データベースへの SSL 接続をサポートします。ネットワークおよびデータベース接続の無人での構成中に、または VMware Cloud Director サーバ グループの作成後に、PostgreSQL データベースで SSL を有効にできます。VMware Cloud Director 無人構成のリファレンスおよび Linux 上の VMware Cloud Director の外部 PostgreSQL データベースに対する追加設定の実行 を参照してください。
注: 外部データベースを使用するのは、Linux 上の
VMware Cloud Director のみです。
VMware Cloud Director アプライアンスは、組み込みの PostgreSQL データベースを使用します。
前提条件
- インストールする PostgreSQL データベース インスタンスがバージョン 13 以降であることを確認します。
- サポートされている VMware Cloud Director データベースについては、VMware 製品の相互運用性マトリックス を参照してください。
- PostgreSQL コマンド、スクリプト、および操作を理解しておきます。