レプリケーション マネージャ ツール スイートおよび PostgreSQL インタラクティブ ターミナルを使用して、データベース高可用性クラスタ内の個別の VMware Cloud Director ノードのレプリケーション ステータスを確認できます。
手順
- クラスタで実行されているいずれかのノードの OS に、root としてログインするか、SSH で接続します。
- ユーザーを postgres に変更します。
sudo -i -u postgres
- ノードのレプリケーション ステータスを確認します。
/opt/vmware/vpostgres/current/bin/repmgr -f /opt/vmware/vpostgres/current/etc/repmgr.conf node status
プライマリのシステム出力には、ノード、PostgreSQL のバージョン、およびレプリケーションの詳細に関する情報が示されます。以下にその例を挙げます。Node "bos1-vcloud-static-161-5": PostgreSQL version: 10.9 Total data size: 81 MB Conninfo: host=172.18.36.193 user=repmgr dbname=repmgr connect_timeout=2 Role: primary WAL archiving: off Archive command: (none) Replication connections: 2 (of maximal 10) Replication slots: 0 physical (of maximal 10; 0 missing) Replication lag: n/a
スタンバイ ノードのシステム出力には、ノード、PostgreSQL のバージョン、レプリケーションの詳細、およびアップストリーム ノードに関する情報が示されます。以下にその例を挙げます。Node "bos1-vcloud-static-161-49": PostgreSQL version: 10.9 Total data size: 83 MB Conninfo: host=172.18.36.191 user=repmgr dbname=repmgr connect_timeout=2 Role: standby WAL archiving: off Archive command: (none) Replication connections: 0 (of maximal 10) Replication slots: 0 physical (of maximal 10; 0 missing) Upstream node: bos1-vcloud-static-161-48 (ID: 683) Replication lag: 0 seconds Last received LSN: 2/D863B4E0 Last replayed LSN: 2/D863B4E0
- (オプション) 詳細については、PostgreSQL インタラクティブ ターミナルを使用してノードのレプリケーション ステータスを確認してください。
PostgreSQL インタラクティブ ターミナルでは、スタンバイ ノードで受信したログ レコードの中に、プライマリから送信されたログよりも遅延しているものがあるどうかに関する情報を提供できます。
- psql ターミナルに接続します。
/opt/vmware/vpostgres/current/bin/psql
- 表示を拡張してクエリ結果を読みやすくするには、
set \x
コマンドを実行します。 - ノードのロールに応じて、レプリケーション ステータスに関するクエリを実行します。
オプション アクション プライマリ ノードでクエリを実行します。
select* from pg_stat_replication;
スタンバイ ノードでクエリを実行します。
select* from pg_stat_wal_receiver;
- psql ターミナルに接続します。