サーバ プールは、同じアプリケーションを実行して高可用性を実現するために構成された 1 台以上のサーバのグループです。
前提条件
手順
- プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [クラウド リソース] を選択します。
- セカンダリの左側パネルで、[Edge Gateway] を選択します。
- ロード バランサ プールを構成する NSX Edge Gateway をクリックします。
- ロード バランサで [プール] をクリックし、[追加] をクリックします。
- ロード バランサ プールの全般設定を行います。
- サーバ プールのわかりやすい名前と、必要に応じて説明を入力します。
- アルゴリズム バランシング メソッドを選択します。
ロード バランシング アルゴリズムは、サーバ プールのメンバー間での受信接続の分散方法を定義します。使用可能なアルゴリズム方法は、Edge Gateway で有効にした機能セット(標準またはプレミアム)によって異なります。
オプション 説明 リースト コネクション この方法を使用して、現在接続数が最も少ないサーバに新しい接続を送信します。 ウェイト付きリースト コネクション 各プール メンバーに割り当てられたウェイトに基づいて、プール メンバーに新しい接続を送信します。 ラウンド ロビン プール内の次の適格なサーバに新しい接続を順番に送信します。 ウェイト付きラウンド ロビン 各プール メンバーに割り当てられたウェイトに基づいて、プール メンバーに接続を送信します。 最速応答 プレミアムで使用できます。新しい接続は、新しい接続または要求に対する応答が最速のサーバに送信されます。 コンシステント ハッシュ 新しい接続は、クライアントの IP アドレスを使用して IP ハッシュ キーを生成することによって、サーバ間で分散されます。 最小負荷 プレミアムで使用できます。新しい接続は、サーバの接続数に関係なく、負荷が最小のサーバに送信されます。 最小数のサーバ プレミアムで使用できます。すべてのサーバですべての接続または要求を分散せずに、ロード バランサが現在のクライアントの負荷への対応に必要なサーバの最小数を決定します。 ランダム プレミアムで使用できます。ロード バランサはサーバをランダムに選択します。 最小数のタスク プレミアムで使用できます。負荷はサーバのフィードバックに基づいて適宜分散されます。 コア アフィニティ プレミアムで使用できます。各 CPU コアはサーバのサブセットを使用し、各サーバはコアのサブセットで使用されます。基本的に、サーバとコアは多対多でマッピングされています。 - 作成時にサーバ プールを有効にするには、[状態] オプションをオンにします。
- プール メンバーへのトラフィックに使用されるデフォルトのターゲット サーバ ポートを入力します。
- (オプション) [グレースフル無効化のタイムアウト] テキストボックスに、プール メンバーを正常に無効にする最大時間を分単位で入力します。
仮想サービスは、無効にされたメンバーへの既存の接続を終了するまで、指定した時間待機します。
- (オプション) パッシブ健全性監視を有効にするには、[パッシブ健全性監視] オプションをオンにします。
- サーバ プールにメンバーを追加します。
- [メンバー] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
- プール メンバーの IP アドレスを追加するには、[IP アドレス] を選択して、IP アドレスを入力します。
- グループ プール メンバーを追加するには、[グループ] を選択して、リストからグループを選択します。
- [状態] オプションをオンにして、プール メンバーを有効にします。
- (オプション) サーバ プール メンバー用のカスタム ポートを追加します。
デフォルトのポート番号は、プールに対して入力されたターゲット ポートです。
- プール メンバーの比率を入力します。
各プール メンバーの比率は、各サーバ プール メンバーに送信されるトラフィックを表します。比率が 2 のサーバは、比率が 1 のサーバの 2 倍のトラフィックを受信します。デフォルト値は 1 です。
- [SSL 設定] タブで、ロード バランサ プールのメンバーによって提示される証明書を検証するための SSL 設定を行います。
- SSL を有効にするには、[SSL が有効] オプションをオンにします。
- プライベート キーを使用する証明書を非表示にし、CA 証明書のリストのみを表示するには、[サービス証明書を非表示] チェック ボックスをオンにします。
- サーバ証明書のコモン ネーム チェックを有効にするには、[コモン ネーム チェック] オプションをオンにして、プールに最大 10 個のドメイン名を入力します。
- [保存] をクリックします。
次のタスク
VMware Cloud Director Service Provider Admin Portal での仮想サービスの作成.