複数の場所で VMware Cloud Director 環境を使用している場合は、接続されたすべてのサイトのオブジェクトに関する情報を含むリソース リストを表示できます。

Service Provider Admin Portal から vSphere およびクラウド リソースを介した移動を容易にするために、バージョン 9.7 以降の VMware Cloud Director にはマルチサイト リソース リストが導入されています。バージョン 10.0 以降の VMware Cloud Director は、組織を含むマルチサイト リソース リストをサポートしています。

リソース リストにアクセスするには、[vSphere リソース] メニューと [クラウド リソース] メニューを使用します。

複数のサイトのオブジェクトの詳細にアクセスできるほかに、ローカル サイトとリモート サイトの両方にオブジェクトを作成することもできます。

マルチサイト vSphere リソース リストは、vCenter インスタンス、NSX Manager インスタンス、リソース プール、データストア、ホスト、Distributed Switch、ポート グループ、取り残されたアイテム、およびストレージ ポリシーでサポートされます。

マルチサイト クラウド リソース リストは、組織、組織 VDC、組織 VDC テンプレート、プロバイダ VDC、クラウド セル、Edge Gateway、外部ネットワーク、ネットワーク プール、および仮想マシン サイジング ポリシーでサポートされます。