環境内でパブリックにアドバタイズされていないネットワーク トラフィック ルートを使用する場合は、NSX Edge Gateway で固定ルートを手動で構成できます。

VMware Cloud Director Service Provider Admin Portal での NSX Edge Gateway の固定ルートの表示

NSX Edge Gateway の読み取り専用の固定ルートと編集可能な固定ルートを両方表示できます。

Edge Gateway の編集可能な固定ルートと読み取り専用の固定ルートを両方表示できます。読み取り専用の固定ルートは NSX Manager で構成されており、5 つを超えるネクスト ホップを保持することができます。ただし、VMware Cloud Director に表示されるのは、読み取り専用固定ルートの最初の 5 つのホップのみです。

前提条件

自分のロールにゲートウェイ サービス:固定ルーティング ビューのみ権限が含まれていることを確認します。

手順

  1. Edge Gateway サービスを開きます。
    1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [クラウド リソース] タブを選択します。
    2. セカンダリの左側パネルで、[Edge Gateway] を選択します。
    3. ターゲット Edge Gateway の名前の横にあるラジオ ボタンをクリックして、[サービス] をクリックします。
  2. Edge Gateway をクリックし、[ルーティング] の下の [固定ルート] をクリックします。
  3. Edge Gateway の固定ルートを確認します。

VMware Cloud Director Service Provider Admin Portal での NSX Edge Gateway の固定ルートの構成

NSX Edge Gateway に固定ルートを手動で構成できます。

前提条件

自分のロールにゲートウェイ:固定ルーティングの設定権限が含まれていることを確認します。

手順

  1. Edge Gateway サービスを開きます。
    1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [クラウド リソース] タブを選択します。
    2. セカンダリの左側パネルで、[Edge Gateway] を選択します。
    3. ターゲット Edge Gateway の名前の横にあるラジオ ボタンをクリックして、[サービス] をクリックします。
  2. Edge Gateway をクリックし、[ルーティング] の下の [固定ルート] をクリックします。
  3. [新規] をクリックします。
  4. 新しいルートの名前と、オプションで説明を入力します。
  5. ネットワーク トラフィックの転送先となるネットワーク アドレスを CIDR 形式で入力します。
  6. Edge Gateway が専用のプロバイダ ゲートウェイに接続されていて、ネットワークをアドバタイズする場合は、[ルートがアドバタイズされました] トグルをオンにします。
  7. [ネクスト ホップ] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
  8. ネクスト ホップの IP アドレスを追加します。
  9. アドミニストレーティブ ディスタンスを指定します。
    アドミニストレーティブ ディスタンスは、特定のネットワークのルートが複数ある場合に使用するルートを選択するために使用されます。アドミニストレーティブ ディスタンスが小さいほど、ルートの優先度は高くなります。固定ルートのデフォルトのアドミニストレーティブ ディスタンスは 1 です。
  10. (オプション) ドロップダウン リストから固定ルートの範囲を選択します。
    範囲は、ネクスト ホップが配置されている組織 VDC ネットワーク接続または外部ネットワーク接続です。
  11. [保存] をクリックします。
  12. ネクスト ホップを追加するには、手順 7 ~ 11 を繰り返します。
    最大で 5 個のネクスト ホップを追加できます。