VMware Cloud Director で、NSX Edge Gateway への外部ネットワーク接続を構成することにより、テナントにスタティック ルートの範囲、NAT ルール、およびファイアウォール ルールを構成して、特定の外部ネットワーク接続に適用することができます。

バージョン 10.4.1 以降、VMware Cloud Director は NSX Edge Gateway への外部ネットワーク接続の構成をサポートしています。

システム管理者は、複数の外部ネットワークを単一の Edge Gateway に接続できます。組織管理者は外部ネットワーク接続を設定した後に、Edge Gateway にスタティック ルートの範囲、NAT ルール、およびファイアウォール ルールを構成して、特定の外部ネットワーク接続に適用することができます。

注： VLAN セグメントによってバッキングされている外部ネットワークは、1 つの Edge Gateway にのみ接続できます。

前提条件

  • 外部ネットワークが NSX セグメントによってバッキングされていることを確認します。
  • 構成する Edge Gateway が NSX によってバッキングされていることを確認します。
  • システム管理者 であることを確認します。

手順

  1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [クラウド リソース] を選択します。
  2. セカンダリの左側パネルで、[Edge Gateway] を選択します。
  3. NSX Edge Gateway をクリックします。
  4. [構成] で [外部ネットワーク] をクリックします。
  5. [新規に接続] をクリックします。
  6. ドロップダウンから、接続を作成する外部ネットワークを選択します。
  7. サブネットを選択します。
  8. 選択したサブネットから割り当てる IP アドレスの数を入力します。
  9. IP アドレスの割り当て方法を選択します。
    [手動] を選択した場合は、外部ネットワーク接続用の IP アドレスを入力します。
  10. [保存] をクリックします。