組織に取り残されたアプリケーション ポート プロファイルが含まれていると、組織を削除できないことがあります。組織の削除が必要な場合は、VMware Cloud Director API を使用することで組織を強制的に削除して、関連付けられている取り残されたアプリケーション ポート プロファイルを削除できます。

システム管理者が、作成されたアプリケーション ポート プロファイルを削除せずに NSX Edge Gateway を削除すると、アプリケーション ポート プロファイルが取り残されます。これが原因で、これらのプロファイルを含む組織は、VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスを使用して削除できません。

VMware Cloud Director API を使用することで、組織を強制的に削除し、関連付けられている取り残されたアプリケーション ポート プロファイルを VMware Cloud DirectorNSX の両方から削除できます。

手順

  1. 組織を削除するには、DELETE 要求を実行します。
    DELETE https://api_host/cloudapi/1.0.0/orgs/orgUrn?force=true

    適切な状態でないオブジェクトが組織に含まれている場合でも、追加のクエリ パラメータ force=true の使用により組織は削除されます。

  2. POST 要求を実行して、アプリケーション ポート プロファイルを同期します。
    POST https://api_host/cloudapi/1.0.0/applicationPortProfiles/sync

結果

取り残されたアプリケーション ポート プロファイルが VMware Cloud DirectorNSX の両方から削除されます。