VMware Cloud Director 組織仮想データセンターで分散ファイアウォール設定を管理するには、この組織仮想データセンターで分散ファイアウォールを有効にしておく必要があります。

VMware Cloud Director は、 NSX Data Center for vSphere によってバッキングされた組織仮想データセンターで分散ファイアウォール サービスをサポートしています。

手順

  1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [クラウド リソース] を選択します。
  2. セカンダリの左側パネルで [組織 VDC] を選択します。
  3. ターゲット組織仮想データセンターの横にあるラジオ ボタンをクリックして、[ファイアウォールの管理] をクリックします。
  4. [分散ファイアウォール] > [全般] タブで [分散ファイアウォールの有効化] 切り替えを有効にします。

結果

レイヤー 3 とレイヤー 2 のすべてのトラフィックが組織仮想データセンターを通過できるように設定された、デフォルトのファイアウォール ルールが表示されます。

  • [分散ファイアウォール] > [全般] タブに、レイヤー 3 トラフィックのデフォルトの分散ファイアウォール ルール(名前付きのデフォルトの許可ルール)が表示されます。
  • [分散ファイアウォール] > [イーサネット] タブに、レイヤー 2 トラフィックのデフォルトの分散ファイアウォール ルール(名前付きのデフォルトの許可ルール)が表示されます。