VMware Cloud Director 10.5 以降では、VMware Cloud Director API を使用して、環境内の特定の宛先を対象としたプロキシ ルーティングを管理できます。
VMware Cloud Director を使用して、特定の宛先ホスト(内部 ID プロバイダ、カタログなど)へのアクセスに使用するプロキシを指定するルールを構成できます。
注:
システム管理者がシステム組織のプロキシ ルーティング ルールを構成する場合、これらのルールは
VMware Cloud Director 環境内のすべてのテナントに適用されます。ただし、
組織管理者が、それらを上書きするプロキシ ルールを構成している場合を除きます。
組織のプロキシ ルールを作成する場合は、VMware Cloud Director と環境内の宛先ホストの間に配置され、このホストのアクセス エンドポイントとして機能するバックエンド プロキシを構成します。
プロキシ構成オブジェクトの作成の詳細については、VMware Cloud Director OpenAPI リファレンスで「ProxyConfiguration」を参照してください。
手順
VMware Cloud Director 環境のプロキシ ルーティング ルールの表示
VMware Cloud Director OpenAPI を使用して、組織の既存のプロキシ ルーティング ルールを表示できます。