VMware Cloud Director サブプロバイダ組織への NSX Edge クラスタの付与

Service Provider Admin Portal を使用して、サブプロバイダに NSX Edge クラスタを付与できます。

VMware Cloud Director 10.6 以降では、組織はサブプロバイダの権限と機能を持つことができ、これによって自分のテナントを管理できます。VMware Cloud Director 管理の概要を参照してください。サービス プロバイダは、自分が管理するサブプロバイダにリソースを付与できます。付与できるリソースの 1 つは、NSX Edge クラスタです。

NSX Data Center for vSphere にバッキングされている Edge クラスタをサブプロバイダ組織に付与することはできません。

また、サブプロバイダ組織に NSX Edge クラスタを付与するために VMware Cloud Director Tenant Portalを使用することもできます。ウィザードを開始するには、プライマリの左側ナビゲーション パネルで [管理] を選択し、セカンダリの左側パネルで [NSX-T Edge クラスタ] を選択します。

前提条件

• VMware Cloud Director 環境に 1 つ以上のインポートされた NSX Edge クラスタがあることを確認します。「VMware Cloud Director への NSX Edge クラスタのインポート」を参照してください。
• VMware Cloud Director 環境に 1 つ以上のサブプロバイダ組織があることを確認します。VMware Cloud Director 組織の作成を参照してください。

手順

1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [リソース] を選択し、画面上部のナビゲーション バーで [インフラストラクチャ リソース] を選択します。
2. セカンダリの左側ナビゲーション パネルの [NSX-T] で、[NSX-T Edge クラスタ] を選択します。
   インポートされた Edge クラスタのリストが表示されます。
3. Edge クラスタの名前をクリックし、画面レベルの左側ナビゲーションで [付与] を選択します。
4. [新規] をクリックします。
5. サブプロバイダに付与する Edge クラスタの名前と、オプションで説明を入力します。
   名前はサブプロバイダに示されます。
6. [次へ] をクリックします。
7. この Edge クラスタを使用するように指定するサブプロバイダを選択し、[次へ] をクリックします。
8. Edge クラスタの付与情報を確認し、[完了] をクリックします。

次のタスク

付与を編集または削除するには、[付与] 画面で Edge クラスタの付与名の横にある縦の省略記号 () をクリックし、[編集] または [削除] をクリックします。編集できるのは、Edge クラスタの付与の名前と説明のみです。