隔離された組織 VDC ネットワークの DHCP 設定を編集できます。組織 VDC ネットワークの DHCP サービスは、DHCP からアドレスを要求するように構成されている仮想マシン NIC に、アドレス プールから IP アドレスを提供します。サービスは、仮想マシンがパワーオンされるとアドレスを提供します。

バージョン 10.2 以降の VMware Cloud Director は、IPv4 と IPv6 の両方の DHCP 設定をサポートしています。 VMware Cloud Director API を使用して IPv6 設定を行うことができます。

前提条件

  • 組織管理者システム管理者であること、または同等な権限セットを含むロールが割り当てられているユーザーであることを確認します。

  • ネットワークが、NSX Data Center for vSphere によってバッキングされている、隔離された組織仮想データセンター ネットワークであることを確認します。

手順

  1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [ネットワーク] を選択します。
  2. 編集するネットワークの名前をクリックします。
  3. [IP アドレス管理] セクションで、[DHCP] をクリックします。
  4. DHCP を有効にするには、[DHCP プール サービス] の右側にある [編集] をクリックします。
  5. [DHCP プール サービス] を有効にして、[保存] をクリックします。
    DHCP クライアントによって要求されたアドレスは、DHCP プールから取得されます。
  6. ネットワークの DHCP プールを作成します。
    1. [新規] をクリックします。
    2. プールの IP アドレス範囲を入力します。
      指定する IP アドレス範囲は、組織仮想データセンターの固定 IP アドレス プールと重複することはできません。
    3. DHCP アドレスのデフォルトのリース時間を秒単位で指定します。
      デフォルト値は 3,600 秒です。
    4. DHCP アドレスの最大リース時間を秒単位で指定します。
      これは、DHCP によって割り当てられた IP アドレスが仮想マシンにリースされる最大時間です。デフォルト値は 7,200 秒です。
  7. [保存] をクリックします。