VMware Cloud Director は、VMware Tools を使用してゲスト OS をカスタマイズします。
VMware Tools は、汎用オペレーティング システム ドライバを仮想ハードウェア用に調整された VMware ドライバに置き換えることで仮想マシンの管理とパフォーマンスを向上させます。VMware Tools はゲスト OS にインストールします。ゲスト OS は VMware Tools がなくても動作しますが、重要な機能や便利な機能は利用できません。
前提条件
- 仮想マシンがパワーオン状態であることを確認します。
- 新しく作成した仮想マシンにゲスト OS がインストールされていない場合は、まずゲスト OS をインストールしてから VMware Tools をインストールする必要があります。
- VMware Tools をインストールする前に、ゲストのカスタマイズを無効にする必要があります。
- vApp の仮想マシンにインストールされた VMware Tools のバージョンが 7299 より古い場合は、アップグレードする必要があります。
手順
- [仮想データセンター] ダッシュボード画面で、確認する VDC のカードをクリックし、セカンダリの左側パネルから [仮想マシン] を選択します。
- をクリックしてカード ビュー内のリストを表示し、必要に応じて [検索先] ドロップダウン メニューから仮想マシンのリストを調整します。
- VMware Tools をインストールする仮想マシンの [アクション] メニューから、[VMware Tools のインストール] を選択します。
ターゲットのゲスト OS に VMware Tools がインストールされます。インストール中にエラーが発生すると、エラー メッセージが表示されます。
[タスク] ウィンドウで、インストール処理の進行状況を確認することもできます。
- 仮想マシンの Web コンソールを開くには、[アクション] メニューから [Web コンソールの起動] を選択します。
- 特定のオペレーティング システム用の VMware Tools を設定するには、VMware のナレッジベースの記事 KB1014294 の指示どおりに実行します。
結果
VMware Tools がゲスト OS 上にインストールおよび設定されます。