VMware Cloud Director Tenant Portalでは、最近のタスクのリストと、その詳細およびステータスを表示できます。さらに、すべてのタスクのリストも表示できます。

デフォルトで、[最近のタスク] パネルはテナント ポータルの下部に表示され、最近実行されたタスクのリストが示されます。サブタスクのあるアクティブなタスクには、現在アクティブなサブタスクとサブタスクのステータスも表示されます。仮想マシンを作成するなどの目的で処理を開始すると、このパネルにタスクが表示されます。[最近のタスク] パネルを最小化しても、実行中または失敗した最近のタスクの数は表示されます。二重矢印をクリックすると、いつでも [最近のタスク] パネルを再度開くことができます。

タスク ビューにはすべてのタスクのリストが表示され、その実行日時と、正常に完了したかどうかが示されます。環境内の問題のトラブルシューティングは、このビューから開始します。タスク ビューには、仮想マシンや vApp の作成など、長時間の処理が含まれます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで、[監視][タスク] をクリックします。
    すべてのタスクのリストが、タスクの実行された日時およびタスクのステータスと共に表示されます。サブタスクのあるアクティブなタスクには、現在アクティブなサブタスクとサブタスクのステータスも表示されます。
  2. タスクについて表示する詳細を変更するには、エディタ アイコン(グリッド エディタ)をクリックします。
  3. (オプション) タスクの詳細を表示するには、タスクの名前をクリックします。

    タスクの詳細には、失敗の理由(タスクが失敗したとき)などの情報が含まれます。

    詳細 説明
    操作 実行された処理の名前。
    ジョブ ID タスクの ID。
    タイプ タスクの実行対象となったオブジェクト。たとえば、仮想マシンを作成した場合、タイプは vm です。
    組織 組織名。
    ステータス Succeeded、Running、Failed などのタスクのステータス。
    開始元 処理を開始したユーザー。
    開始時刻 処理が開始された日付と時刻。
    完了日時 処理が成功または失敗した日付と時刻。
    サービス名前空間 com.vmware.cloud などのサービス名。
    詳細 タスクが失敗した理由。たとえば、仮想マシンのスナップショットの作成を試み、ストレージが十分でないために処理が失敗すると、タスクの詳細は次のようになります。要求された操作は、VDC のストレージ割り当て容量を超えます: ストレージ ポリシー「*」で残り 8,693 MB、要求された量 41,472 MB。