セル管理ツールの cell コマンドを使用すると、タスク スケジューラをサスペンドして新しいタスクを開始できないようにしたり、アクティブなタスクのステータスをチェックしたり、セルのメンテナンス モードをコントロールしたり、セルを安全にシャットダウンしたりすることができます。

セルを管理するには、次の形式でコマンドラインを使用します。
cell-management-tool -u sysadmin-username -p sysadmin-password cell command
sysadmin-username
vCloud Director システム管理者のユーザー名。
sysadmin-password
vCloud Director システム管理者のパスワード。
注:

cell-management-tool コマンド ラインに vCloud Director システム管理者のパスワードを入力することもできますが、パスワードを省略するほうが安全です。これにより、cell-management-tool でパスワードが要求されるようになりますが、入力内容は画面には表示されません。

command
cell サブコマンド。
表 1. セル管理ツールのオプションと引数、cell サブコマンド
コマンド 引数 説明
--help (-h) なし このカテゴリで使用可能なコマンドの概要を示します。
--maintenance (-m) true または false セルのメンテナンス モードをコントロールします。引数 true により、セルがメンテナンス モードになります。(まずセルを静止する必要があります。)引数 false により、セルのメンテナンス モードが解除されます。
--quiesce (-q) true または false セル上のアクティビティを静止します。引数 true はスケジューラを中断します。引数 false はスケジューラを再開します。
--shutdown (-s) なし サーバー上の vCloud Director サービスをシャットダウンします。
--status (-t) なし セル上で実行されているタスクの数とセルのステータスに関する情報を表示します。
--status-verbose (-tt) なし セル上で実行されているタスクとセルのステータスに関する詳細情報を表示します。

タスク ステータスの取得

以下の cell-management-tool コマンド ラインはシステム管理者の認証情報を提供し、実行中のタスク数を返します。 Job count の値が 0Is Active の値が false である場合、セルをシャットダウンしても安全です。
[root@cell1 /opt/vmware/vcloud-director/bin]#./cell-management-tool -u administrator cell --statusJob count = 3 Is Active = true In Maintenance Mode = false