Cloud Foundation システムには、効果的な運用監視、トラブルシューティング、パフォーマンス管理、インフラストラクチャ キャパシティ プランニング、およびコンプライアンスの監視と監査の実行に役立つ組み込み機能が用意されています。

次の代表的なシナリオでは、組み込みの監視機能を使用します。

使用例
システムはオンラインか ホストまたはその他のコンポーネントのステータスに失敗または異常であると示される。
ストレージ ドライブが失敗した理由 診断と解決に使用するインベントリ、構成、使用率、およびイベント履歴にわたるハードウェア中心のビュー。
インフラストラクチャはテナントの Service Level Agreement (SLA) を満たしているか 原因と解決策を特定するためのシステムおよびデバイスレベルのメトリックの分析。
将来のいつの時点で、システムが過負荷の状態になるか 詳細なシステムおよびデバイスレベルのメトリックの傾向分析。要約された定期的なレポートを生成。
いつ、誰が、どのアクションを実行するか 安全なユーザー アクションの履歴。定期的なレポートを生成。

システムで実行されたアクションのワークフロー タスクの履歴。

監視機能には以下が含まれます。

タスクとサブタスク
タスクは、ワークロード ドメインの作成など、全体的な目標を実行する作業または一連のサブタスクの単位です。
Cloud Foundation に展開された vRealize Log Insight インスタンス
Cloud Foundation に展開された vRealize Log Insight インスタンスの使用は個別にライセンス付与されます。この展開された vRealize Log Insight インスタンスに環境内で使用するためのライセンスが付与され、 SDDC Manager ダッシュボード で有効になっている場合、物理リソースおよび VMware SDDC 仮想インフラストラクチャのログ コンテンツが vRealize Log Insight インスタンスに送信されます。その結果、 vRealize Log Insight Web インターフェイスにログインするときに、イベントおよび Syslog 情報の統合ビューを取得してトラブルシューティングに役立てることができます。 Cloud Foundation で発生したイベントと監査イベントのデータも vRealize Log Insight に送信されます。 vRealize Log Insight の検索、クエリ、およびレポート機能を使用して、イベント履歴から傾向レポートおよび監査レポートを作成できます。 Cloud Foundation システムにおける vRealize Log Insight 機能の使用 を参照してください。