管理ドメインまたは VI ワークロード ドメインへの ESXi のアップデートの適用時にはホストをスキップすることができます。スキップされたホストはアップデートされません。
手順
- スキップするホストのホスト ID を取得します。
- SDDC Manager を実行しているブラウザで新しいタブを開き、次の URL を入力します。
https://SDDC_Manager_IP/inventory/esxis
サンプル出力を次に示します。
{
"vcenterId": "d1a239e1-baef-11e8-a2de-d1b89736a031",
"networkPoolId": "d3643003-c854-43e7-91ad-fd8d0711a02f",
"bundleRepoDatastore": "lcm-bundle-repo",
"domainId": "d0ef8bb0-baef-11e8-a2de-d1b89736a031",
"clusterId": "d1b106f1-baef-11e8-a2de-d1b89736a031",
"vsanIpAddress": "10.0.4.3",
"vmotionIpAddress": "10.0.8.3",
"hostAttributes": {},
"dirty": false,
"id": "d19d57e1-baef-11e8-a2de-d1b89736a031",
"status": "ACTIVE",
"version": "6.5.0-9298722",
"hostName": "esxi-1.vrack.vsphere.local",
"privateIpAddress": "10.0.0.100",
"managementIpAddress": "10.0.0.100"
}
- 該当のホスト ID をコピーします。
- SSH を用い、展開パラメータ シートで指定したユーザー名 vcf とパスワードを使用して SDDC Manager 仮想マシンにログインします。
- su と入力して root アカウントに切り替えます。
- /opt/vmware/vcf/lcm-app/conf/application-prod.properties ファイルを開きます。
- ファイルの最後に次の行を追加します。
esx.upgrade.skip.host.ids=
host id1
,
host id2
- ファイルを保存して閉じます。
- コンソール ウィンドウで次のコマンドを入力して、LCM サーバを再起動します。
systemctl restart lcm
結果
application-prod.properties に追加されたホストは、ワークロード ドメインのアップデート時にアップデートされません。