仮想マシン グループを使用して、vRealize Automation コンポーネントの起動順序を設定します。起動順序を指定することで、vSphere HA が仮想マシンを正しい順序でパワーオンできるようになります。
手順
- SDDC Manager ダッシュボードで、[Navigation(ナビゲーション)] ペインから[Inventory(インベントリ) > Workload Domains(ワークロード ドメイン)] の順に選択します。
- [MGMT] 管理ドメインをクリックします。
- 管理ドメインの[Services (サービス)] タブを選択します。
- [VMware Cloud Foundation Components(VMware Cloud Foundation コンポーネント)] セクションで、vCenter Server のリンクをクリックします。
新しいブラウザ画面に、vSphere Web Client のトップ ページが表示されます。
- [VMware vSphere へようこそ] ブラウザ画面で、[vSphere Web Client(フラッシュ)]のリンクをクリックします。
vSphere Web Client が開きます。
- [ナビゲータ] で、[ホストおよびクラスタ] を選択し、管理ドメインの vCenter Server インスタンスのツリーを展開します。
- vRealize Automation IaaS データベースの仮想マシン グループを作成します。
- 管理ドメイン クラスタを選択し、[設定] タブをクリックします。
- [設定] 画面で、[仮想マシン/ホスト グループ] をクリックします。
- [仮想マシン/ホスト グループ] 画面で、[追加] ボタンをクリックします。
- [仮想マシン/ホスト グループの作成] ダイアログ ボックスで、[名前] テキスト ボックスに vRealize Automation IaaS データベース と入力します。[タイプ] ドロップダウン メニューから[仮想マシン グループ] を選択し、[追加] ボタンをクリックします。
- [仮想マシン/ホスト グループ メンバーの追加] ダイアログボックスで、Microsoft SQL Server の仮想マシン([vra01mssql01] など)を選択し、[OK] をクリックします。
- 仮想マシン/ホスト グループを保存するには、[OK] をクリックします。
- 次の仮想マシン/ホスト グループを作成するには、手順 3 を繰り返します。
仮想マシン/ホスト グループの名前 仮想マシン/ホスト グループのメンバー vRealize Automation 仮想アプライアンス vRealize Automation アプライアンス 1 - vRealize Automation アプライアンス 2 - vRealize Automation アプライアンス 3 vRealize Automation IaaS Web サーバ vRealize Automation IaaS Web サーバ 1 - vRealize Automation IaaS Web サーバ 2 vRealize Automation IaaS Manager サーバ vRealize Automation IaaS Manager サーバ 1 - vRealize Automation IaaS Manager サーバ 2 vRealize Automation IaaS DEM ワーカー vRealize Automation IaaS DEM ワーカー 1 - vRealize Automation IaaS DEM ワーカー 2 vRealize Automation プロキシ エージェント vRealize Automation プロキシ エージェント 1 - vRealize Automation プロキシ エージェント 2 - vRealize Automation 仮想アプライアンスとvRealize Automation IaaS 仮想マシンを作成する前に、vRealize Automation IaaS データベース仮想マシンのパワーオンのルールを作成します。
- 管理ドメイン クラスタを選択し、[設定] タブをクリックします。
- [設定] 画面で、[仮想マシン/ホスト ルール] をクリックします。
- [仮想マシン/ホスト ルール] 画面で、[追加]ボタンをクリックします。
- [仮想マシン/ホスト ルールの作成] ダイアログ ボックスで、[名前] テキスト ボックスに SDDC クラウド管理プラットフォーム 01 と入力します。[ルールの有効化] チェック ボックスが選択されていることを確認し、[タイプ] ドロップダウン メニューから [仮想マシンから仮想マシン] を選択します。
- [最初に、次の仮想マシン グループの仮想マシンを再起動] ドロップダウン メニューから [vRealize Automation IaaS データベース]を選択します。
- [その後、次の仮想マシン グループの仮想マシンを再起動] ドロップダウン メニューから [vRealize Automation 仮想アプライアンス] を選択し、[OK] をクリックします。
- 手順 5 を繰り返して、次の仮想マシン/ホスト ルールを作成し、クラウド管理プラットフォームが確実に正しい順序で再起動するようにします。
仮想マシン/ホスト ルールの名前 最初に、次の仮想マシン グループの仮想マシンを再起動 その後、次の仮想マシン グループの仮想マシンを再起動 SDDC クラウド管理プラットフォーム 02 vRealize Automation 仮想アプライアンス vRealize Automation IaaS Web サーバ SDDC クラウド管理プラットフォーム 03 vRealize Automation IaaS Web サーバ vRealize Automation IaaS Manager サーバ SDDC クラウド管理プラットフォーム 04 vRealize Automation IaaS Manager サーバ vRealize Automation IaaS DEM ワーカー SDDC クラウド管理プラットフォーム 05 vRealize Automation IaaS Manager サーバ vRealize Automation プロキシ エージェント