以下の例に示すように、SoS ユーティリティは、コマンドが開始された SDDC Manager インスタンスのファイルシステム内の出力ディレクトリ構造にコンポーネント ログ ファイルを書き込みます。
root@sddc-manager [ /opt/vmware/sddc-support ]# ./sos Welcome to Supportability and Serviceability(SoS) utility! Performing SoS operation for ALL domain components Logs : /var/log/vmware/vcf/sddc-support/sos-2018-08-21-22-49-09-61442 Log file : /var/log/vmware/vcf/sddc-support/sos-2018-08-21-22-49-09-61442/sos.log Log Collection completed successfully for : [SDDC-MANAGER, SDDC-CASSANDRA]
esx ディレクトリの内容
各ラック固有のディレクトリでは、esx ディレクトリに、ラック内の各 ESXi ホストについて収集された次の診断ファイルが含まれています。
ファイル | 説明 |
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esx-IP-address.tgz | ESXi ホストでの vm-support コマンドの実行からの診断情報。 ファイルの例としては、esx-192.168.100.101.tgz があります。 |
SmartInfo-IP-address.txt | ESXi ホストのハード ドライブの S.M.A.R.T. ステータス(自己監視、分析、およびレポート作成テクノロジー)。 ファイルの例としては、SmartInfo-192.168.100.101.txt があります。 |
vsan-health-IP-address.txt | ESXi ホストでの標準コマンド python /usr/lib/vmware/vsan/bin/vsan-health-status.pyc の実行から得られる vSAN クラスタ健全性情報。 ファイルの例としては、vsan-health-192.168.100.101.txt があります。 |
loginsight ディレクトリの内容
loginsight ディレクトリには、vRealize Log Insight クラスタから収集された診断情報ファイルが含まれています。各ノードのサポート バンドルは、クラスタのロード バランサ仮想マシンから収集されます。
ファイル | 説明 |
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load-balancer.vrack.vsphere.local-loginsight-support.tgz | vRealize Log Insight クラスタ内の各ノードから収集されたサポート バンドルで構成される圧縮された TAR ファイル。例:loginsight-loginsight-node-<node -number>.vrack.vsphere.local-<time-stamp>。 |
loginsight-loginsight-node-<node -number>.vrack.vsphere.local-<time-stamp> | 以下が含まれます:README 、boot 、error.log 、etc 、proc 、usr 、action.log 、commands 、errors-ignored.log 、opt 、storage 、および var 。 |
nsx ディレクトリの内容
各ラック固有のディレクトリのうち、nsx ディレクトリには、ラックに展開された NSX Manager、NSX Controller、および NSX Edge インスタンスから収集された診断情報ファイルが含まれています。
このディレクトリ内のファイル数は、ラックに展開された NSX Manager、NSX Controller、および NSX Edge インスタンスの数によって異なります。各ラックには、各管理ドメインに 1 つの NSX Manager インスタンスと少なくとも 3 つの NSX Controller インスタンスがあり、ラック内のすべての仮想インフラストラクチャ (VI) ワークロード ドメインには 1 つの NSX Manager インスタンスと 3 つ以上の NSX Controller インスタンスがあります。NSX Edge インスタンスは、オプションのコンポーネントである vRealize Operations および vRealize Automation をサポートするためにのみ展開されます。
ファイル | 説明 |
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VMware-NSX-Manager-tech-support-nsxmanagerIPaddr.tar.gz | 標準の NSX Manager 圧縮サポート バンドル。NSX for vSphere API POST https://nsxmanagerIPaddr/api/1.0/appliance-management/techsupportlogs/NSX を使用して生成されます。ここで、nsxmanagerIPaddr は NSX Manager インスタンスの IP アドレスです。 たとえば、VMware-NSX-Manager-tech-support-10.0.0.8.tar.gz のようになります。 |
VMware-NSX-Controller-tech-support-nsxmanagerIPaddr-controller-controllerId.tgz | 標準の NSX Controller 圧縮サポート バンドル。NSX Controller のテクニカル サポート ログをクエリするための NSX for vSphere API GET https://nsxmanagerIPaddr/api/2.0/vdn/controller/controllerId/techsupportlogs を使用して生成されます。ここで、nsxmanagerIPaddr は NSX Manager インスタンスの IP アドレスで、controllerID は NSX Controller インスタンスを識別します。 たとえば、VMware-NSX-Controller-tech-support-10.0.0.8-controller-1.tgz、VMware-NSX-Controller-tech-support-10.0.0.8-controller-2.tgz、VMware-NSX-Controller-tech-support-10.0.0.8-controller-3.tgz のようになります。 |
VMware-NSX-Edge-tech-support-nsxmanagerIPaddr-edgeId.tgz
注: : この情報は、NSX Edge が展開されている場合にのみ収集されます。
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標準の NSX Edge サポート バンドル。NSX Edge サポート ログをクエリするための NSX for vSphere API GET https://nsxmanagerIPaddr/api/4.0/edges/edgeId/techsupportlogs を使用して生成されます。ここで、nsxmanagerIPaddr は NSX Manager インスタンスの IP アドレスで、edgeID は NSX Edge インスタンスを識別します。 たとえば、VMware-NSX-Edge-tech-support-10.0.0.7-edge-1.log.gz のようになります。 |
psc ディレクトリの内容
rack-1 ディレクトリの psc ディレクトリには、そのラックに展開された Platform Services Controller インスタンスから収集された診断情報ファイルが含まれています。
ファイル | 説明 |
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vm-support-pscIPaddr.tar.gz | pscIPaddrを使用して Platform Services Controller インスタンスからダウンロードされた標準の Platform Services Controller サポート バンドル。 |
vc ディレクトリの内容
各ラック固有のディレクトリのうち、vc ディレクトリには、そのラックに展開された vCenter Server インスタンスから収集された診断情報ファイルが含まれています。
このディレクトリ内のファイル数は、ラックに展開された vCenter Server インスタンスの数によって異なります。各ラックでは、各管理ドメインに 1 つの vCenter Server インスタンスがあり、ラック内のすべての VI ワークロード ドメインに 1 つの vCenter Server インスタンスがあります。
ファイル | 説明 |
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vc-vcsaFQDN-timestamp.tgz | 完全修飾ドメイン名 vcsaFQDN を持つ vCenter Server Appliance インスタンスからダウンロードされた標準の vCenter Server サポート バンドル。サポート バンドルは、標準の vc-support.sh コマンドを使用してインスタンスから取得されます。 |