Cloud Foundation Builder 仮想マシン のサポート

Cloud Foundation を導入するには、まず Cloud Foundation Builder 仮想マシン を導入する必要があります。

Cloud Foundation Builder 仮想マシン は、ユーザーからの構成情報を取得し、管理ドメインをインスタンス化する自動化ワークフローを提供します。Cloud Foundation Builder を実行できる、サポート対象の任意のシステムを Cloud Foundation Builder 仮想マシン のホストにすることができます。サポート対象のシステムには、VMware Fusion または Workstation を実行している専用の ESXi ホスト、ワークステーション、またはラップトップがあります。MyVMware にアクセスして Cloud Foundation Builder 仮想マシン をダウンロードできます。

Cloud Foundation Builder 仮想マシン には次のリソースが必要です。

表 1. Cloud Foundation Builder 仮想マシン のリソース要件

コンポーネント	要件
CPU	4 vCPU
メモリ	4 GB
ストレージ	350 GB

Cloud Foundation Builder 仮想マシン には、ESXi 管理ネットワークへのネットワーク接続が必要です。これを利用して、ソリューションに追加されたすべての ESXi ホストと通信します。また Cloud Foundation Builder 仮想マシン は、導入時に入力するを検証するため、VMware Cloud Foundation 環境で使用されている DNS および NTP サーバと通信できる必要があります。Cloud Foundation Builder 仮想マシン の導入で使用する DNS および NTP は、ホストと同じ設定にする必要があります。

VMware Imaging Appliance

Cloud Foundation Builder 仮想マシン には VMware Imaging Appliance (VIA) が含まれます。VMware Imaging Appliance により、管理ドメインおよび VI ワークロード ドメインで使用する ESXi および VIB をサーバにインストールできます。VMware Imaging Appliance はオプションで使用します。サポート対象のバージョンの ESXi がすでにサーバにインストールされている場合、VMware Imaging Appliance を使用する必要はありません。

VMware Imaging Appliance を使用して Cloud Foundation システムのブリングアップ前に サーバのイメージを作成したり、ブリングアップ後に追加でサーバのイメージを作成できます。