Microsoft SQL Server および Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) に対する受信アクセスを許可するように Windows ファイアウォールを構成します。

手順

  1. Remote Desktop Protocol (RDP) クライアントを使用して、管理者ユーザーとして Microsoft SQL Server 仮想マシンにログインします。
  2. [スタート] メニューから、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、[開く] テキスト ボックスに WF.msc と入力して、[OK] をクリックします。
    各ネットワーク プロファイルのファイアウォール プロパティを設定するための [ [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. TCP ポート 1433 で Microsoft SQL Server へのアクセスを許可します。
    1. ナビゲーション ペインの [[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]] で、[[受信の規則]] を選択して右クリックし、アクション ペインの [[新しい規則]] をクリックします。
      [新規の受信の規則ウィザード] が起動します。
    2. [新規の受信の規則ウィザード][規則の種類]画面で、[ポート] ラジオ ボタンを選択し、[次へ] をクリックします。
    3. [プロトコルおよびポート] 画面で、[TCP] を選択し、[特定のローカル ポート] テキスト ボックスにポート番号 1433 を入力して、[次へ] をクリックします。
    4. [アクション] 画面で、[接続を許可する] を選択し、[次へ] をクリックします。
    5. [プロファイル] 画面で、[ドメイン][プライベート][パブリック] プロファイルを選択し、[次へ] をクリックします。
    6. [名前] 画面で、このルールの 名前説明 を入力し、[完了] をクリックします。
  4. Microsoft Distributed Transaction Coordinator へのアクセスを許可します。
    1. ナビゲーション ペインの [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] で、[受信の規則] を選択して右クリックし、アクション ペインの [新しい規則] をクリックします。
    2. [規則の種類] 画面で、[事前定義][分散トランザクション コーディネーター][次へ] の順にクリックします。
    3. [事前定義] 画面で、[分散トランザクション コーディネーター (RPC-EPMAP)][分散トランザクション コーディネーター (RPC)][分散トランザクション コーディネーター (TCP-In)] のすべてのルールを選択し、[次へ] をクリックします。
    4. [アクション] 画面で、[接続を許可する] を選択し、[完了] をクリックします。
  5. [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] ウィザードを終了します。
  6. [Powershell] を右クリックし、[管理者として実行] を選択して、次のコマンドを実行します。これらのコマンドは、[ユーザー アカウント制御] を調整し、IPv6 を無効にし、サーバを再起動してこれらの変更を有効にします。
    コマンド
    set-ItemProperty -Path "HKLM:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System" -Name "EnableLUA" -Value "0"
    set-ItemProperty -Path "HKLM:\System\CurrentControlSet\Services\TCPIP6\Parameters" -Name "DisabledComponents" -Value 0xff
    Restart-Computer