VMware Cloud Builder アプライアンス に含まれている VMware Imaging Appliance サービス (VIA) を使用して、管理ドメインおよび VI ワークロード ドメインで使用するサーバをイメージ化できます。ESXi を手動でインストールすることもできます。サポート対象の ESXi バージョンについては、『VMware Cloud Foundation リリース ノート』の BOM セクションを参照してください。
展開パラメータ ワークブックを完成させて、ネットワーク情報、ホストの詳細、およびその他の必要な情報を設定するには、サーバに ESXi をインストールする必要があります。サポートされているバージョンの ESXi がすでにサーバにインストールされている場合は、イメージ化をスキップできます。そうでない場合は、VIA を使用できます。
このガイドでは、VMware Cloud Foundation システムのブリングアップの前に VIA を使用してサーバをイメージ化する方法について説明します。ブリングアップの完了後のホストのコミッショニング プロセスの一環として、サーバを VMware Cloud Foundation に追加する前に、VIA を使用してイメージ化することもできます。詳細については、『VMware Cloud Foundation 運用および管理ガイド』を参照してください。
サーバの前提条件
イメージ化するサーバは、次の特定の前提条件を満たす必要があります。
- PXE ブートがプライマリ ブート オプションとして構成されている
- デバイスのインストールが 2 番目の起動オプションとして構成されている
- レガシーの起動モードが BIOS で構成されている(UEFI 起動モードはサポートされていません)
- サーバが VMware Cloud Builder アプライアンス と同じ L2 ドメインにある
- タグ付けされていない VLAN/ネットワーク (VLAN ID 0) 経由でサーバにアクセス可能である
- VMware Cloud Builder アプライアンス がタグ付けされていない VLAN/ネットワークに展開されている
- サーバ ハードウェア/ファームウェアが仮想化および vSAN 用に構成され、リリース ノートに記載されているように VMware Cloud Foundation BOM と一致する必要がある
- 物理ハードウェアの健全性ステータスが「正常」で、エラーがないこと
- すべてのオンボード NIC がサーバ上で無効であり、VMware Cloud Foundation に使用するために予約された 2 つの 10 GbE NIC のみが BIOS で有効である
VIA でイメージングされたサーバのデフォルトの root 認証情報は、ユーザー名が root で、パスワードが EvoSddc! 2016 です。