クラスタ別の VxRail のアップグレード

管理ドメインまたはワークロード ドメインに複数のクラスタがある場合は、VxRail をクラスタ レベルでアップグレードすることができます。

前提条件

• クラスタレベルのアップグレードを実行するドメインに、エラー状態のホストまたはクラスタがないことを確認します。エラー状態を解決するか、エラーが発生したホストとクラスタを削除してから続行してください。
• ESXi アップデート バンドルをダウンロードします。

手順

1. 適切なドメインの [更新/パッチ] タブに移動します。
2. アップグレードの事前チェックを実行します。
   ワークロード ドメイン内のクラスタのハードウェアが異なる場合は、 precheck API を使用してクラスタ レベルで事前チェックを実行できます。この API の詳細については、SDDC Manager ダッシュボードの左側のパネルで [デベロッパー センター] を選択し、[概要] タブで precheck を検索します。
3. [使用可能な更新] セクションには、アップグレードを開始する前にダウンロードしたバンドルが表示されます。
4. [詳細表示] をクリックします。
   [リソースの変更] セクションには、アップグレードが必要なワークロード ドメイン内の VxRail クラスタが表示されます。
5. [詳細の終了] をクリックします。
6. [今すぐ更新] または [更新のスケジュール設定] をクリックし、バンドルを適用する日付と時刻を選択します。
7. クラスタ別に VxRail をアップグレードする場合は、[クラスタレベルの選択を有効にする] を選択し、アップグレードするクラスタを選択します。
8. [次へ] をクリックします。
9. デフォルトでは、すべてのクラスタが並行してアップグレードされます。クラスタを順番にアップグレードするには、[順次クラスタ アップグレードを有効にする] を選択します。
10. [更新のスケジュール設定] をクリックした場合は、アップグレードの開始の日付と時刻を選択し、[次へ] をクリックします。
11. [確認] ページで、[完了] をクリックします。
    [Cloud Foundation の更新ステータス] ウィンドウにアップグレード ステータスが表示されます。 [更新アクティビティの表示] をクリックして、詳細なタスクを表示します。

    アップグレードが完了すると、チェックマークの付いた緑色のバーが表示されます。