スキップレベル アップグレード ツールをインストールするコンピュータに depot.vmware.com へのアクセス権がない場合は、オフラインのスキップレベル アップグレードを実行して SDDC Manager とそのサービスを VMware Cloud Foundation 4.1 の正しいバージョンに更新できます。

スキップレベル アップグレードをサポートする VMware Cloud Foundation のバージョンについては、スキップレベル アップグレードを参照してください。

以下の表を使用して、アップグレード前の VMware Cloud Foundation バージョンに基づいてどのバンドルをダウンロードする必要があるかを決定します。

バンドル ID 4.0 4.0.0.1 4.0.1.1
bundle-24282
bundle-25558
bundle-25559
bundle-27565
bundle-30441
bundle-30442
bundle-29985
bundle-29651
bundle-29988
たとえば、 VMware Cloud Foundation 4.0.0.1 から 4.1 へのスキップレベル アップグレードを実行している場合は、次のバンドルをダウンロードします。
  • bundle-25558
  • bundle-25559
  • bundle-27565
  • bundle-30441
  • bundle-30442
  • bundle-29985
  • bundle-29651
  • bundle-29988

VMware Cloud Foundation SDDC のスキップレベル アップグレード ツールのコマンドライン インターフェイス (CLI) の使用方法に関する完全な情報は、スキップレベル アップグレード ツールの CLIを参照してください。

前提条件

SDDC Manager のスキップレベル アップグレード ツールは、Windows と Linux の両方のプラットフォームをサポートする CLI ベースのツールです。次の要件を満たしている Windows または Linux コンピュータが必要です。
  • Java 8 Runtime Environment、Update 261 以降。
  • SSH および HTTPS 経由の SDDC Manager への接続。
  • 100 GB の空き容量。
その他の前提条件:
  • SDDC Manager 仮想マシンのスナップショットを作成します。スキップレベル アップグレード ツールは、スキップすることを選択しない限り、デフォルトでこのスナップショットを作成します。
  • 管理仮想マシンのスナップショットを作成します。
  • アップグレードの進行中はドメインの操作を実行しないでください。ドメインの操作とは、新しい VI ドメインの作成、クラスタへのホストの追加またはワークロード ドメインへのクラスタの追加、ワークロード ドメインからのクラスタまたはホストの削除です。
  • システム内に失敗したワークフローがないこと、およびアクティベート中またはエラー状態の Cloud Foundation リソースがないことを確認します。これらの条件のいずれかが当てはまる場合は、アップグレードを開始する前に VMware のサポートにお問い合わせください。
  • すべての Cloud Foundation コンポーネントのパスワードが有効であることを確認します。パスワードをメモして、安全な場所に保管しておきます。

アップグレード バンドルをダウンロードするには、depot.vmware.com にアクセスできるコンピュータが必要です。アップグレード バンドルをダウンロードしたら、スキップレベル アップグレード ツールを使用しているコンピュータにコピーします。

手順

  1. VMware Cloud Foundation 4.1 のバンドル転送ユーティリティを My VMware から depot.vmware.com にアクセスできるコンピュータにダウンロードします。
  2. ファイル lcm-tools-prod-new.tar.gz を解凍します。
  3. コマンドライン ユーティリティを開き、実行可能ファイルが格納されている bin ディレクトリに移動し、ダウンロードする必要がある各バンドルに対して次のコマンドを実行します。
    ./lcm-bundle-transfer-util --op <download directory> -d --du <my.vmware.com registered user ID/name> -b <bundle-ID> 
    例:
    ./lcm-bundle-transfer-util --op C:\Users\Administrator\Download\bundles -d --du ffirth@rainpole.com -b bundle-8203
  4. プロンプトが表示されたら、My VMware のパスワードを入力します。
  5. すべてのバンドルをダウンロードしたら、スキップレベル アップグレードを実行する Windows または Linux マシンにそれらのバンドルをコピーします。
    各バンドル( .tar.manifest、および .manifest.sig)のすべてのファイルを 1 つのディレクトリにコピーします。たとえば「 C:\Users\Administrator\Downloads\downloaded_bundles」にコピーします。手順 8 では、この場所が必要になります。
    注: ファイル名は変更しないでください。
  6. Windows または Linux マシンに、フォルダ lcm-tools-prod をコピーします。
  7. コマンドライン ユーティリティを開き lcm-tools-prodbin ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
    Windows の場合:
    sddcmanager-skip-level-upgrade.bat -d –u 
    
    Linux の場合:
    ./sddcmanager-skip-level-upgrade -d –u 
    
  8. 次の情報を入力します。
    • SDDC Manager 仮想マシンの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。
    • SDDC Manager のスーパー ユーザー名(プライマリ ユーザー)。例:vcf
    • SDDC Manager の REST API ユーザー名(ベーシック認証ユーザー)。例:admin
    • プライマリ ユーザーのパスワード。
    • root ユーザーのパスワード。
    • 基本認証ユーザーのパスワード。
    • ダウンロードされたバンドルのローカル ディレクトリ。これは、手順 5 でバンドルをコピーした場所です。
    • SDDC Manager 仮想マシンの一時的な IP アドレス(ゲートウェイとサブネットを含む)。これは、アップグレード元の VMware Cloud Foundation のバージョンによっては必要ない場合があります。
    • 新しい SDDC Manager 仮想マシン(ターゲット仮想マシン)のスーパー ユーザー(プライマリ ユーザー)の名前とパスワード。これは、アップグレード元の VMware Cloud Foundation のバージョンによっては必要ない場合があります。
    • 新しい SDDC Manager 仮想マシンの root ユーザー パスワード(ターゲット仮想マシン)。これは、アップグレード元の VMware Cloud Foundation のバージョンによっては必要ない場合があります。
    • 新しい SDDC Manager 仮想マシンの REST API ユーザー(基本認証ユーザー)のパスワード。これは、アップグレード元の VMware Cloud Foundation のバージョンによっては必要ない場合があります。

結果

アップグレードが完了すると、次のようなメッセージが表示されます。
2020-05-15 23:11:58.561-0800 INFO Successfully applied all required bundles
2020-05-15 23:11:58.561-800 INFO Enable VMWARE_SOFTWARE cumulative upgrade to VCF 4.1
2020-05-15 23:13:14.742-0800 INFO SDDC Manager skip level upgrade completed with success

次のタスク

VMware Cloud Foundation 4.1 に必要なその他の VMware Cloud Foundation コンポーネントをアップグレードします。アップグレードする必要があるコンポーネントおよびアップグレードの順序は、アップグレード元の VMware Cloud Foundation のバージョンによって異なります。

  • vCenter Server
  • ESXi
  • NSX-T Data Center
  • vRealize Suite コンポーネント