VI ワークロード ドメインは SDDC Manager ダッシュボードで削除できます。

ワークロード ドメインを削除すると、ワークロード ドメイン内のクラスタが削除され、ホストがフリー プールに戻されます。

VI ワークロード ドメインを削除すると、ワークロード ドメインに関連付けられているコンポーネントも管理ドメインから削除されます。これには、vCenter Server インスタンスと NSX Manager クラスタが含まれます。
注: NSX Manager クラスタが他の VI ワークロード ドメインと共有されている場合、そのクラスタを削除することはできません。

ワークロード ドメインで使用されるネットワーク プールは、ワークロード ドメインの削除プロセスで削除されないため、個別に削除する必要があります。

注意: ワークロード ドメインの削除は、取り消せません。ワークロード ドメイン内のすべてのクラスタと仮想マシンが削除され、基盤となるデータストアが破棄されます。
ワークロード ドメインが削除されるまで、最大で 20 分かかる場合があります。削除中は、ワークロード ドメインで操作を実行することはできません。

前提条件

  • リモート vSAN データストアがワークロード ドメインのクラスタにマウントされている場合、ワークロード ドメインを削除することはできません。このようなワークロード ドメインを削除するには、最初に仮想マシンをリモート データストアからローカル データストアに移行し、その後 vCenter Server からリモート vSAN データストアをアンマウントする必要があります。
  • ワークロード ドメインのデータをバックアップします。ワークロード ドメインが削除されると、ワークロード ドメインのデータストアが破棄されます。
  • 残しておきたい仮想マシンを別のワークロード ドメインに移行します。
  • VMware Cloud Foundation の外部に作成されているワークロード仮想マシンを削除してから、ワークロード ドメインを削除します。
  • ワークロード ドメインにホストされているすべての NSX Edge クラスタを削除します。KB 78635を参照してください。

手順

  1. SDDC Manager ダッシュボードで、[インベントリ] > [ワークロード ドメイン] をクリックします。
    [ワークロード ドメイン] 画面には、すべてのワークロード ドメインの情報が表示されます。
  2. 削除するワークロード ドメインの横にある縦の省略符号(3 つのドット)をクリックし、[ドメインの削除] をクリックします。
    ワークロード ドメインの削除による影響の詳細を示す画面が表示されます。これには、フリー プールに返されるホストの数が含まれます。
  3. [ワークロード ドメインの削除] ダイアログ ボックスで、[ワークロード ドメインの削除] をクリックします。
    ワークロード ドメインの詳細画面が表示され、ワークロード ドメインが削除されていることを示すメッセージが表示されます。削除プロセスが完了すると、ワークロード ドメインがドメイン テーブルから削除されます。